プロット無しの頭の中のみで作成されるストーリー、キャラ崩壊とかしても
シランガナーww
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ざわざわと騒がしく無数の生徒たちの笑い声や話し声が聞こえてくる教室の前を僕は歩いていた。目の前の背の低い若い女性は担任の先生なのだが、名前がわからない。初対面で僕の名前だけを確認しただけで、自分の紹介は全くしなかったのだ。だが、初対面でもわかることがある、この人は天然だということ。
女教師がある教室で止まると、「さっ、ここだよ。入って、入ってー」ニコニコしながら横開きの白いドアを開いた。
まずは、先生が入って行って「今日からこのクラスに転校性が……」的な前置きをするべきじゃ無いのかな? もしかして、そういうドラマとかでやってる常識と現実ってやっぱり違うのか。と心の中でボヤキながらも背中を押されて、強制的に入れられた。そして、浴びる不自然な眼差し。まるで、先生が入ってくるから静かにしようとしたらクラスメートだったみたいな空気だ。いや、状況はそれより酷い『全く知らない人』なのだが。
「あ、あの……?」
僕はドアの外にいる担任に助けを求める様に見るが、返されたのは「頑張れ!」と言う意味の親指を立てた拳を前に突き出すあのポーズ。
駄目だ、あの先生……。どうしよう、この空間。あぁ、皆こっちみてるよ。なにか、機転を利かせて……!!
「えぇ、今日から新学期ですね。クラスも変わって仲の良い人とクラスが別れてしまった人も多いかと思います。あ、申し遅れました。今日からこのクラスを担当することになった新任の雛桜 夢幻です。皆さんよろしくね。あ、そうだ、先生と同じ様に自己紹介しなきゃいけない人がいるんだった。じゃあ、転校生の紹介します、入ってきてください」
――え? あんな先生、始業式に居たっけ? ――なんで学ラン来てるの? 熱血派の先生かな。それにしても美人じゃね?
――明らかに俺達とタメだろ。あれはロリ体型なのか? ――めっちゃタイプ……どうしよう、あたし……これって禁断の恋!?
教室内がが一斉にざわつく、騙されてくれたのかな?っと疑問に思いつつも僕は視線を女教師の方に向ける。その顔は、自分の過ちに気付いた表情で埋め尽くされていた。そして、何度も何度も頭をペコペコと下げている。
「どうぞ、ほら、自己紹介は自分で言ってね」
僕はわからないから、とは口に出さなかった。本当の先生が入ってくると教室内の視線は、あの女教師に切り替わって、それに気付いた生徒達は唖然としている。
女教師は顔を真っ赤にしながら、雛桜先生に頭を下げると教壇の前に立って、
「えっと、転校生の月野 亜璃子-ツキノアリス‐って言います。今日からみなさんよろしくお願いします」
言い終わると、どっとクラスが笑いの渦に包まれた。
「ちょっとアリス先生なにやってんすか!?」「やっぱり、可笑しいと思ったわ。流石、アリス先生……ドジっ娘の本家は伊達じゃないわね」
「まぁ、アリスらしいって言えばアリスらしいけど、それより、あのムゲンって女の子もすごいな……カリスマ性溢れるアドリブ」
「なんというか……転校生も可哀想だな。きっと、学ランなのもアリスのポカだぜ?」「あぁ、なるほどね。あたし、ちょっと期待してたのに……。」
「何を期待してたの?」「え!?……別に、何でもないわ」
この人のドジっぷりは校内共通なのな……。それより、名前が判ったことが一番助かったよ。
「ほんっとごめんなさい!! 普通、雛桜君が今やってくれたみたいに紹介してから転校生って入るよね……あたしってドジだから、そんなことも気付かないで、本当にごめんなさい。多分、皆も困惑してると思うからもう一度自己紹介してくれないかな?」
アリス先生は子犬のように泣きそうなうるうる目で哀願してきた。そんな女性の頼みを断れない僕ではない、男性でも構わないけど。
「あ、はい。えっと、さっきも言いましたけど。もう一度だけ、ご付き合いお願いします」
一礼して、僕は黒板に大きく『雛桜夢幻』と書いて、緊張をほぐすように息を吸った。
「さいたまの中学校から来ました。雛桜夢幻と言います。好きなスポーツは剣道と野球。好きな食べ物は焼きプリンです。あと、読書とかゲームも好きかな? えっと、あとは……あとは?」
「好きな男性のタイプは?」
「恋愛対象として男性は除外させていただきます。僕は女の子が好きなんで……」
『えぇ!?』――なんだと!? 堂々とレズ発言しやがった!? ――キャー!! あたしの時代到来!!
「あ、あの? 言い忘れてましたけど、僕、男ですよ? 容姿や声は女ですけど、性別は男なんですよ……」
教室内に二度目の衝撃が走る!! 女子はの一部は卒倒し、男子は目を疑う。
「こうやってカミングアウトするのはすごく怖いです。でも、やっぱり最初に言っておかなければならないことだし。こんなどっちつかずの人間って気持ち悪いですよね」
窓側の席の一番後ろにいた、イケメン侍の様な短髪のスポーツ少年がそれを聞いて立ち上がった。
「おいおい、何言ってんだよ。誰が気持ち悪がるかよ。このクラスの誰もそんなこと思っちゃいねーよ。まぁ、衝撃は走ってるけど、そんなことすぐ慣れるっつーの」
その言葉の後にクラスメートがざわざわと口々に喋りだした。
――これであたし、お嫁にいけます!! これが運命の人なのね……。 ――ホモって呼ばれても良い!!付き合ってくれ!!
――なんで、男なのに私より可愛いの!? チッ……彼女にしたいわ。
――何という謙虚さ……これはポイントが高い!!
どうやら、この様子を見ると前の学校と比べてこの学校は温かい様だ。僕の冷え切った心が段々溶けていく様な感覚が胸を包む。
クラスメートの温かい反応を心で感じていると無意識に言葉が紡ぎだされた。
「み、みなさん。ありがとう……」
いじめがあった頃に求めていた温かさがここにはある。それをヒシヒシと心で受けると温かさが心の許容量を超えたのか自然に目から暖かい滴が流れ出る。
「ほら、泣くなって。多分、お前の席は俺の隣だからさ。だろ? アリス先生?」
涙で視界がぼやけて確認できないが、この声はさっきのイケメン侍だ。
「そ、そうだよ。じゃあ、雛桜君。荒崎君の隣の席にどうぞ~」
僕が、溢れる涙を拭きながら荒崎の隣の席に向かうと、荒崎が、
「ほらよ、これで涙拭けよ。新しい制服の袖が濡れちゃうぜ?」
と、差し出されたのは『働かざること山の如し』とプリントされたハンカチだった。
「ありがと、君の名前は?」
にしし、と大きな目を細めて彼は笑って
「俺の名前は、荒崎龍馬。次期陸上部部長だぜ、よろしっく!!」
「こら、荒崎君。皆待ってるんだからそろそろ座りなさい!!」
亜璃子先生に思いっきり怒鳴られていた。
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モバゲーの小説で新しいの書き始めた。
公開するのはいつになるのかわからないけど
【僕はけるべろすさんの主人になってしまったようです】
ふぁんたじっくな恋愛小説?なのかわからないけど頑張るよ。
ノシ
そして、1-1を見返してみたんだけど……駄目だなぁ。
さらに1-2も読み返したら自分の駄目なところしか上がらない。
まぁ、努力するしかないよね。こんなで「小説家目指してます!」とか言ったら
真剣な顔で「お前じゃ無理(笑)」って言われちまう……