『潜水服は蝶の夢を見る』 | 映画やお芝居、音楽…

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『潜水服は蝶の夢を見る』
を観ました。
以前、稲垣吾郎さんが、この作品をお勧めしていたような気がします。


音は聞こえるが、言葉を発することはできない、全身が麻痺して片目のみ、瞬きをすることしかできなくなるなんて…。
自分がもし同じ立場なら、気が狂うんじゃないかなと思います…。
でも彼は、瞬きで本を書き上げ、ユーモアを忘れなかった。
あんな状態になっても、想像力を楽しむことができるなら、辛さも乗り越えられるのかもしれない。


彼を心から愛する人達に囲まれながら最期を迎えられるなんて、幸せな人だな、と思いました。


フランス語の響きもいいですね。


宇多丸さんという映画のコメンテーターの方が、全ての人が、肉体という潜水服を着ているのかもしれないって言っていた。人はみんな、いずれ通る道だって。
そうかもしれない。
最期を迎える時、彼のように、心は自由でいられたら、愛する人が側にいてくれたらどんなに幸せだろうって思いました。


原作もなかなかいいみたいです。
いつか読んでみたいです。


#映画
#潜水服は蝶の夢を見る