週末なので、おうちとは関係ないちょっとしたぼやきです。

 

私はBtoBの会社に勤めていて、得意先からの受発注と付随する事務仕事を担当しています照れ

 

得意先の担当者は様々で、とても親切な会社があれば自分勝手な会社もあります。

言わなくてもきちんと期日を守ったり、手続きをして下さる会社があれば、何度言っても期日を忘れるし、手続きをしてくれない会社もあります。

 

 

 

今回のタイトルの方は、先輩が担当する得意先の方です。

 

その方は、ちょっと扱いが難しい方で、普段はちょっとおどけた感じのオジサンなのですが、問題が発生したらすぐに支店長(仮)に電話するそうです笑い泣き

なんか支店長(仮)とお友達だそうです笑い泣き

 

それから過去に1度、会社に乗り込んできたことがあるそうです笑い泣き

急な注文過ぎて、どうしてもトラックが見つけられなかった為にオジサンからの注文を断ったそうですが、オジサンもどうしても必要だったみたいで、上司と一緒に乗り込んできたことがあるそうです笑い泣き

 

高速使って1時間以上もかかるのに、遠路はるばるお土産持って乗り込んできたんだとか笑い泣き

実力行使ですね笑い泣き

 

 

 

そんなオジサンと私の出会いは、今年の春でしたクローバー

 

春から社内で色々あって、電話回線の切替工事がありました。

その工事が上手くいかなかったようで、電話がブツブツ切れまくっていました(笑)

会社として致命的な問題ですね笑い泣き

 

ほとんどの得意先は「ごめんね」と事情を話したら「切替工事あるあるだね」とご理解いただけたのですが、オジサンだけは

「御社とうちは切っても切れない仲のはずなんですけどねぇえー

と嫌味を言ってきました笑い泣き

 

こっちも切りたくて切ってるわけじゃないしビックリマーク笑い泣き

なんて思いつつも

「申し訳ありませんしょぼん明日電話屋さんを呼ぶようにしてますニコニコ

と答えたのが、取次以外で初めての会話でした。

 

それから何度も何度も取り次いでいるうちに「名前を知らない取次の女の子」として、オジサンはおちゃらけ始めました笑い泣き

そして、先輩がいない時に伝言を頼まれた際、遂に名前を聞かれてしまいましたガーン

 

案の定、その後は

「佳暖さん、こんにちは!今日も暑いですねーにこっ

「佳暖さん、お疲れ様ぁうっとり先輩さんはいるかなぁ?」

「佳暖さん、何度もごめんねぇほのぼの先輩さんは今忙しそうですか?」

と毎回毎回、私の名前を呼んでくるようになりました笑い泣き

 

そして悪ふざけはエスカレートし、定時後の電話に出たら

「佳暖さん!こんな時間まで残ってていいの?キョロキョロ

「今日は金曜日だから彼とデートするんじゃないの?照れ

「彼を待たせて焦らす作戦?グラサン

なんて、相手を間違ったらセクハラ扱いされる発言が出てきました笑い泣き

 

そして更に更にビックリマーク納期のおねだりがある時は

「愛しの先輩さんは忙しそうかなぁ?しょぼん

「私の愛する先輩さんは、今何されてますか?ふっ

なんて、ふざけるにも程がある発言が増えていきました笑い泣き

(もっと酷い内容もあるけど、割愛しますほのぼの

 

 

 

 

 

そんなちょっと愉快で調子に乗ったオジサンが、先日定時後に電話を掛けてきました。

 

時間が時間だし、先輩に

「どうしますか?(=帰ったことにしますか?)えー

て聞いてみたら、先輩が

「んー嫌だけど、出ようか?えー

なんて、2人でしょーもない悪態をつきながら私が電話に出て

「こんな時間に珍しいですねニヤリ何かあったんですか?ぽけ~

て軽くジャブを打ってみたら、オジサンから

「佳暖さん、まだいたんですね。いつもありがとうねにこっ

と妙な返しが…キョロキョロ!?

「いつも楽しく話してくれてありがとうほのぼの

と意味不明なお礼を言うオジサン。

「楽しませていただいてるのは、こちらの方ですよにこっこちらこそ、ありがとうございます照れ

とよく分からないけど、世間話の延長だと思って話を合わせる私。

 

オ「いつもありがとうねにこっ

私「いえいえにこっ

オ「先輩さんはまだいるかなぁ?ぽけ~

私「いますよ、ちょっと待って下さいねほのぼの

オ「はい、佳暖さん、ありがとうぽけ~ありがとうしょぼんありがとぅ泣

 

-保留中-

 

私「先輩さん、オジサンがなんか変ですガーン

先「!?ガーン←ややこしい問題だと思ってる

 

-切電後-

 

先「佳暖ちゃん、オジサン休養取るんだってキョロキョロ

私「へ?キョロキョロ

先「なんか長期休業だってキョロキョロ

私「なんですか?それキョロキョロ

先「分かんない。オジサンがそう言ってたキョロキョロ

私「…そういえば年齢で役職外れた方って仰ってましたよね?」

先「うん、そう聞いてる」

私「もしかして、定年じゃないんですか?キョロキョロ

先「え!?そういうこと!?キョロキョロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしてオジサンは、私達の前から姿を消しました。

 

オジサンとは、たった半年弱の1日数分、1回数秒~数十秒の関係でしかありませんでした。

でも毎日続けば、それは日常になります。

少なくとも私にとって、オジサンの勤務先電話番号=オジサンの電話でしたしょぼん

(でしたっていうか、今もそうなのかな…)

 

色々問題があって、先輩はちょっと煙たがっていましたが、私は取り次ぐだけだったから、ただの面白いオジサンでしかなく…オジサンからの電話をちょっぴり楽しみにしていたところもありましたしょぼん

「今日は何言ってくるんだろう?にこっ

て、ちょっと面白がっていたところもありましたしょぼん

 

先輩の愚痴も楽しみでした。中でも最高だった話がこれ下矢印

 

オジサンが急なお願いをしてきて、先輩がなんとか都合をつけた頃、オジサンから催促の電話があったそうです。

「オジサンの頼みを受けられるようになりましたよ」

と回答した後、先輩がついでに別件を伝えようと

「いただいたお電話で申し訳ないのですが」

て話を切り出したら、オジサンは

「今忙しいので後にして下さいパー

と言って、一方的に電話を切ったそうです笑い泣き

 

 

 

オジサン自由過ぎでしょ笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

社会人としてあり得ない笑い泣き

 

 

 

 

 

そんなオジサンだから、先輩は結構煙たがっていたのですが、いざオジサンがいなくなったら、先輩も

「相手してた時は鬱陶しいなって思ってたけど、いざいなくなったら寂しいものだねしょぼん

と日常の中の物足りなさを感じているようです。

 

 

 

今まで色んな出会いと別れがあったのですが、ここまでポッカリと寂しさが生まれたのは初めてです。

 

別れの言葉をちゃんと言えなかったからかな?

 

あの会話が最後だなんて思っていなかったから、後悔に似たものがあるのかな?

 

 

 

オジサン、定年して暇だろうから、遊びに来てくれないかなえー