釧路市民球場(日本ハム)釧路
2017.7.25
東北海道の拠点となる総合運動公園を目指して整備している釧路大規模運動公園にあり、附属球場・屋内練習場を併設している。
施設の老朽化による大規模な改修工事を2014年から3年間行い、ドームでない野球場としては北海道内初となる全面人工芝を導入した。人工芝はすでにベルーナドームでも導入されていた野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」を使用した。
改修後の2017年7月25日に北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズのプロ野球公式戦が開催された。札幌ドームの試合と同様に、ホームチームであるファイターズが三塁側ベンチを使用した。
改修後も照明設備がないため、平日開催でもデーゲームで試合が開催され、2019年8月28日の日本ハム対埼玉西武ライオンズ戦では濃霧注意報が発令されていた影響もあり、8回表無死をもって日没によるコールドゲームが宣告される事態となった。プロ野球公式戦の日没コールドゲームは1999年6月20日のオリックスブルーウェーブ対大阪近鉄バファローズ戦以来20年ぶりとされる。2022年8月23日の日本ハム対オリックス・バファローズ戦でも16時7分に7回終了で日没によるコールドゲームが宣告された。当球場は現状ナイター設備が設置されていないうえ、天候の悪化などによっては日没時刻よりも2時間前に試合が打ち切られることもあり、インターネット上では開催時期や、試合開始時間を問題視する投稿が相次いだとされている。
屋内練習場は雨天時や冬期間の練習施設として市民球場と附属球場の間に建設された。地元産カラマツ材を生かした木造平屋建ての内部は人工芝で覆われており、投球練習のほかトスバッティングのような打撃練習も可能。硬式・軟式野球とソフトボールで利用することができ、マウンドの距離も少年・大人問わず対応可能で、通年利用できる。
2021年4月1日よりネーミングライツを導入し、地元の不動産会社・ウインドヒルの名称を冠したウインドヒルひがし北海道スタジアムを愛称とする。期間は同日より3年間の予定。
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