大切な方を亡くされた喪失感を乗り越えるあなたをサポート。ロスケアヒーラー佐々木澄子です。

 

 

今回はかけがえのない大切なペットを失った喪失感を、静かに癒していくことについてお話ししたいと思います。

 

 

かけがえのない

ペットとの別れは

言葉に表すことのできない

喪失感を人にもたらします。

 

 

人生の中で

ペットの存在は

思いもかけないほど

その方にとって

大きな位置を

占めていると思います。

 

 

というのも

知人がペットロスで

力を落としていて

「喪失感でプチ鬱になりそう」

と話していたのです。

 

 

私もその気持ちは

よくわかります。

 

 

それは

子供が小さい頃

我が家でも

猫を飼っていました。

 

 

品種はペルシャ猫チンチラ。

 

 

夫が知人から

生まれてまだ1か月程の

子猫をもらってきたのです。

 

 

白くて

毛がホワホワ

大きく愛らしい目

ブルーの瞳

ドールフェイスとでも

いうのでしょうか。

 

 

お上品で

我が家には

ちょっと

似つかわしくない

雰囲気ではありましたが

 

 

子供も大喜び

「ミュー」と名づけ

家族みんなで

可愛がりました。

 

 

とくにも

夫の可愛がり様は

優しさに

溢れていました。

 

 

夜にはミュー専用の

かごに入れて

寒くないように

してあげるのですが

 

 

気がつくと

なぜか私達の枕元で

寝ているのです。

 

 

かごに戻してあげても

朝 目を覚ますと

また枕元で

寝ています。

 

 

それはきっと

1か月程で親元から

離されたので

肌の温もりが

恋しかったのでしょう。

 

 

そう思うと

可愛そうになるので

私達は なお一層

ミューを大切に思い

育てました。

 

 

時々

庭に出してあげると

庭木の陰に隠れたり

葉っぱと戯れて

遊んだりと

 

 

ミューを見ているだけで

とても癒されました。

 

 

そのような日々を

送っていましたが

 

 

いつの日からか

ミューは元気がなくなり

あまり動かなくなったのです。

 

 

病気にかかっていて…

もう手遅れでした。

 

 

夫はミューを抱いて

庭を見せてあげていました。

 

 

夫とミューだけの時間を

過ごしたかったのだと

思います。

 

 

家の中に

入ってきた時は

夫の顔は涙で

ぐちゃぐちゃに

なっていました。

 

 

泣いている夫を

はじめて見ました。

 

 

それから

ミューは旅立ちました。

 

 

あんなに可愛くて

私達家族をいつも

癒してくれたミュー。

 

 

もっと早くに

気づいてあげれば

良かったのに

 

 

「ごめんね」

 

 

「ありがとう ミュー」

 

 

心の中でつぶやきました。

 

 

ミューのお気に入りの

おもちゃや

丸くなって寝ていた

クッション

かわいらしい鳴き声

 

 

毛先がシルバー色で

ふかふかして

やわらかな毛並み

 

 

思い出すと

涙が溢れてきました。

 

 

数か月経っても

やはり同じ気持ちだったのです。

 

 

なので

ペットロスの

知人の気持ちが

よくわかるのです。

 

 

しかし

今の私は

夫の死と

向き合ったことが

きっかけで

 

 

このように

お伝えしたいのです。

 

 

「あなたが感じている

寂しさやむなしさを

否定したり

無理にごまかしたり

しないで下さい。

 

 

それは

それだけペットとの

大切な関わりが

あったということ。

 

 

そして

姿は見えなくても

鳴き声は聞こえなくても

その絆は

決してきれることは

ないのです。

 

 

あなたが思えば…

あなたが

はたらきかければ…

必ずペットの魂に

伝わっていきます。

 

 

そして

亡くなったペットは

私達には見えない

次元に還り

光になっても

あなたとの結びつきは

永遠なのです。

 

 

そして

亡くなったペットを思い

悲しみや辛さにあるのは

ペットも同じだと思うのです。

 

 

あなたが

これからの人生を

いきいきと過ごせるように

 

 

亡くなった

大切なペットは

魂として

ずっとあなたを

見守っているのです」

 

 

と このように

今の私なら

お伝えしたいのです。

 

 

そして私達人間も

動物も全て

生まれた瞬間から

「死」へ向かって

生きはじめている

ということ。

 

 

「死」は

全ての終わりではなく

魂は永遠に

生き通しだと

私は信じています。

 

 

そして

あなたの一生の中で

出会う人や

出会うペットは

偶然ではなく

必然であり

 

 

あなたの

無数の人生経験に

関わった存在です。

 

 

なので

大切な存在に出会えた

この人生を

喜ばしく

思ってほしいのです。

 

 

その愛に満ちた思いが

あなたに

乗り越える力を

与えてくれるのです。

 

 

あなたと共に

ロスケアヒーラー 佐々木澄子