大切な方を亡くされた

喪失感を乗り越えるあなたをサポート

ロスケアヒーラー 佐々木澄子です。

 

 

幼い子供が

虐待や

ネグレクト(育児放棄など)で

亡くなるということは

信じられないほど

辛いことです。

 

 

何も状況を

知らずにいた

身内の方や

知人にとっては

想像を絶する

深い悲しみだと

思われます。

 

 

「今回は幼い子供の

 儚い(はかない)命について 

 私なりの捉え方をお伝えいたします」

 

 

実は私も子供の頃

父親がお酒をのむと

人が変わったように

怒鳴ったり

母親への暴力で

辛い思いを抱えて

過ごした時期がありました。

 

 

だからこそ

虐待が原因で

亡くなられた

子供のことを思うと

 

 

「笑いかけてほしかった」  

 

 

「愛情を注いであげてほしかった」 

 

 

「ギュッとハグしてあげてほしかった」

 

 

「もっと遊んであげてほしかった」と

 

 

悲しくて切ない

気持ちになってしまうのです。

 

 

ですが

子供をもつ

ひとりの親として

 

 

どんなに

短い一生でも

生まれてきた意味が

必ずあると

信じたいと思い

 

 

魂の視点から

捉えるようになりました。

 

 

そのきっかけとなったのは

 

 

「子供は

 生まれてくる前に

 天国で

 親を選んでくるんだよ」

 

 

という話を

聞いたことでした。

 

 

ではなぜ

親を選んで

生まれてきたのに

 

 

虐待など

辛い目に

会ってしまうのか。

 

 

なぜ悲しい結末なのか。

 

 

なぜ儚い命なのか。

 

 

そう思うと

私の頭の中で

思考が暴れるのでした。

 

 

このように

幼い命について

思考を巡らしていた

ある日

 

 

母の誕生日で

 

 

私が

生まれた時のことを

母がまた

話してくれました。

 

 

私を産む時

難産で

子宮破裂してしまい

生死をさまよい

 

 

あちらの世界で

きれいなお花畑を

見てきたそうです。

 

 

「きれいだな」と

思った瞬間

 

 

医師が何度も

ほっぺたをたたき

「目を開けて 目を開けて」と

叫んでいたそうです。

 

 

お陰様で母は

生き返ることができました。

 

 

さて

産まれたての私はというと

未熟児で

すぐに保育器に

入れられたそうですが

誰も生きられるとは

思わなかったそうです。

 

 

そして

小さな私は

この世に何としても

生を受けたかったのでしょう。

 

 

保育器の中で

必死で頑張って

生き延びたのです。

 

 

母から

この話を聞くたびに

 

 

「自分は何か

 やりたいことがあって

 生まれてきたんだ

 それで生き延びたんだ」

 

 

そう思ったものでした。

 

 

そんな風に

考えていたので

 

 

「子供が

 親を選んで

 生まれてくる」

 

 

という話も

すんなり

「そうかもしれない」

と思えたのです。

 

 

このようなことから

私は魂の視点から

捉えるようになり

 

 

虐待を受けた子供は

この世に

生まれてくる前に

「親を助ける」と

決めてくるのではないか

と思ったのです。

 

 

そして

お母さんの

お腹の中で

羊水に包まれ

守られ

 

 

親の愛情 一生分を

受けたのではないかと

思うのです。

 

 

よく魂の成長のために

人生の課題を

ある程度

決めてくるといいます。

 

 

その子供は

親が

精神バランスを崩して

自分を

虐待してしまうことを

知っていたのでは

ないかと思うのです。

 

 

「親を助ける」と決めて

生まれてきても

親のおこないが

エスカレートして

改善されない時

 

 

最後の手段として

自分の命を

終わらせることで

親に気づかせるという

助け方を選んだのでは

ないでしょうか。

 

 

そう考えると

「親を助ける」という

この世での

やるべきことを

果たしたのではないかと

私は思いたいのです。

 

 

虐待で亡くなられた

子供の一生は

短くても

 

 

命の尊さや思いやり

愛情や優しさ

心の強さ

依存により

自分を見失う怖さなど

 

 

残された人に

たくさんの気づきを

与えてくれました。

 

 

私たちが

できることは

 

 

使命を果たした

幼い命が

光に戻れるように

心からご冥福を

お祈りすることだと

思います。

 

 

だからこそ

私たちが

関わる命には

 

 

どんな方にも

そして 

ご自身にも

誠心誠意

愛をささげていきたいですね。

 

 

ロスケアヒーラー 佐々木澄子