自己紹介:地方企業の本部広報的なことをやってる30代独身会社員です

本部広報として新入社員のオリエンテーションで広報について説明する。その際に、1人の年上らしき新入社員の男性から挨拶された。

「本部で広報やります、よろしくお願いします!」

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ポンコツ弊社に就職して早数年、「もう何があっても驚かないぞ」の気概だったが、さすがに自分と同ポジションの年上男性が入ってきたのは……というか、それを知らされていなかったことにはビックリである。

「本部、追い出される?」
「自分の働きが足りなかった?」

弊社のポンコツぶりからしたら、自分の働きだってほめられるべきだとおもうが、それで十分だったともとてもおもえない、のは確かだ……

上記の事件も含め、会社では嫌なことばかりがつづき「あーあ、会社やめたらこんなことぜんぶから解放されるのに」なんて廊下を歩きながら考える瞬間も増えてきていた今日このごろ。

(しばらく無職をしていたことがあったので、会社やめれば……という誘惑には抗いがたい魅力がある)

社長と副社長との、食事会が企画された。
お呼ばれしたのは「本部初期メンツ」と呼ばれる、自分を含めた3人である。まだ本部というものが影も形もないころからの所属メンバーだ。

最近は本部社員が激増したこともあり、そのあたりのことを聞き取りされるのだろう、気の重い食事会だなあ……と会場に向かった。

ところがである。

「今日は慰労会だから」

などと言って、甲斐甲斐しく肉を焼いてくれるではないか。しかも、困っていることはないかなどとやさし〜く質問し、こちらの訴えにもウンウン頷いている。果てには「いや、こちらがしっかりできていなくて申し訳ない」などと謝るのだ。

極め付けには「いつもこの3人には助けられてるねって話してるんですよ」などとのたまう。

もはや甘言である。

悪意はないにせよこれは確実にパフォーマンスであり、こちらもそれをわかっていて高級焼肉を賞味している。

そう自分に言い聞かせる。

でも……嬉しい昇天
ああ、なんてチョロいんだろう……こんな食事会でほだされてしまうなんて。自分のあまりのチョロさにドン引きながら、それでも、ほだされるだけ会社を諦め切っていないことを自覚した。

前の会社のことは諦め切ってしまって、最後はどう引き止められても残る気になれなかったからだ。



現在は、新しく入ってきた広報の方と業務を分担しながら日々をやりすごしている。この方があまりにもデキる方で、自分が情けなくなってしまうのはまた別の話……真顔


ここまで読んでくれてありがとうさんきゅー赤ちゃんぴえん