会員制ふみサロンで課題本を通してリブリオエッセイを書いてます。
今月の課題本は、「科学がつきとめた運がいい人」運は、100%自分次第。著者は、中野信子氏です。
どんな時も自分次第というのが、ポイントですね。自分と向き合わなければ。。。。
では、エッセイは、ここから。。。。
保育園の乳児室の一角、そこに、子どもの目の高さ程の位置に鏡がある。
遊んでいた一人の子どもが、 ふっ と鏡を見た時、その鏡の前まで行くと鏡に吸い寄せられるようにピタリと顔を付け、しばらくの間、じ~っと動かない。その後、何事もなかった顔をしてその場を離れている。
そして、こんな子もいた。そ~っと近づくと ペロリ ペロリと舐めている。
月年齢や子どもの経験値にもより様々な行動が見られるのだ。
また、鏡の中の自分を見て にっこり 笑っている子どもが、その鏡で遊んでいる時に視線を ずらした瞬間 後や斜めの背景に気がついた。そんな時に、こちらと目が合うと笑い、振り返っては笑う。
また、鏡を覗き込む。こんなやり取りを繰り返し楽しんでいる。
それぞれに姿が、面白可愛くて、毎回笑ってしまう。
子ども達は、楽しいこと、嬉しいことがあれば笑顔になり逆に不快な事があれば、泣いたり、怒ったり。
目の前の事が クリア になった時は、笑顔に戻る。
表情、表現も思いと感情が一致している。本当に自然体である。
良いイメージを持って すくすくと子どもの成長をと願うばかりだ。
子ども達も成長するに従って 自分vs.相手、そして、人数も増えてくと世界も広がり、子ども自身の経験が日々成長へと繋がってるのを感じる。
子ども達の姿から改めて考えてみると
笑っている時の方が本人のみならず周りも心地よく、スムーズに流れている。ザックリいって、良い運を引き寄せているのだろう。
そんな事を子ども達は、鏡になりヒントとして私達に教えてくれているのかもしれない。
子ども達の泣いたり怒ったり、理由は色々なケースがあるが、それを クリア にすると、それまでの事を、忘れてしまったかのように機嫌もよくなり笑顔になる。
それまでの出来事で眉間にしわを寄せるほどの感情も喜びを味わう為のちょっとしたスパイスとしての経験と考えたなら、
私も時にスパイスがあっても、悲観せず笑顔でありたい。
鏡の向こうに大事なメッセージが、あるかもしれない。