今月14日、私の剣術・居合術の師であった剣術家の眠多先生が、ご永眠されました。
眠多先生は、私にとても大きな影響を与えて下さった方で、剣術・居合術の枠を越えて人として大変尊敬していました。
入院されてる時にお見舞いに伺った時も、私が応援するつもりだったのに、結果的に私が応援して頂いたような気持ちになったり…
いつもいつも先生からは、人として驚かされる事の連続でした。
正直お亡くなりになったと伺った後もなかなか実感が沸かず、今でも普通に日々を過ごしてらっしゃる気がして、どうもピンと来ませんでした。
でも先日、告別式に参列させて頂き、先生の遺影を目にした途端に、《これは本当に旅立たれたんだな…》と、じわじわと実感せざるを得ませんでした。
でも、先生の眠られてるお顔を拝見した時に、とても前向きな気持ちになることができました。
剣術・居合術をこれからしっかり学び、それを芝居の殺陣にうまく自分なりに取り込み、本物の立ち回りをする…
その形を確率して初めて眠多先生に顔向けできる…
改めてそう思いました。
まだまだ時間がかかることですが、眠多先生から頂いた想いや有難いお言葉を胸に、これからもゆっくりしっかり歩んで参りたいと思います。
立ち回りを見る目、そして役者として剣に携わる身における思考や在り方の大きな転機を与えて下さった眠多先生に、心より感謝致します。
眠多先生の優しい笑顔。
最後に病院でお会いした時にガッツポーズをしながら『お互い頑張ろうね!』と仰って下さったこと。
別れ際に握手して下さった時の手の感触。
眠多先生の芯の強さ。
熱い想い。
忘れません。
心より眠多先生のご冥福をお祈り致します。

橘未佐子
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