年があけたら68歳になるのだ。

こんなに生きてきて災難はいくつもあった。

子供のころからの陰湿ないじめに、社会人になってからの職場のいじめに、やっと結婚しても嫌なことはあったのだ。

32歳でやっと結婚した。

母親の元を離れたかったのだ。

34歳で子供が欲しいので不妊治療に4年間通った。

夫婦で相談して子供のいない人生を選んだ。

36歳のころに突然の耳鳴りに襲われる。

市内の耳鼻科や東京の大学病院や、しまいに毛呂山の埼玉医科大学病院の平行神経科にも行った。

結局耳鳴りは良くならなかった。

聴力も落ちた。

感音性難聴である。

そのころは地元の手話サークルに席を置いていた。

いい加減な気持ちで手話サークルに入ったのが良くなかったのかと?

あれこれ広報を見ては安い習い事をした。

続いたのは手話だけだった。

私が43歳で70歳の母と同居した。

母は働けなくなっていた。

父は73歳で亡くなった。

脳梗塞で入院して、最後は末期の肺がんだった。

(続く)