緊張するイラン関係のニュースまとめて見ました、核施設の破壊のみで終わればよいのですが。


二ューズウイーク  イランのイギリス大使館乱入

[ロンドン/ワシントン 29日 ロイター] イランへの経済制裁に抗議するデモ隊がテヘランの英大使館などに乱入した事件で、キャメロン英首相は29日、「常軌を逸しており、弁解の余地はない」と非難するとともに、イラン政府に事件に関与した者への訴追を求めた。

キャメロン首相は声明で「イラン政府が英国大使館やスタッフを守れなかったことは、甚だ遺憾だ」とイラン側の対応を批判。「イラン政府は、われわれのスタッフの警護に失敗したことが、深刻な結果につながることを覚悟すべきだ。数日中に適当な策は何か検討する」と表明した。

また、オバマ米大統領は事件を受け、「大使館への乱入には動揺を隠しきれない。イラン政府には事件に関与した者への追及を強く求める」と非難。「早期に確固たる対応がなされるよう期待する」と述べた。

今回の事件では、西側諸国による経済制裁に抗議するデモ隊が英国大使館と関連施設の2カ所に乱入し、窓ガラスを割ったり、火炎瓶を投げ込んだりするなど暴徒化。大使館では引きずり下ろされた英国旗が燃やされ、代わりにイラン国旗が掲げられるなどした。


ラジオロシアの声 2011・11・29 

ロシア北海艦隊の空母部隊は12月下旬にシリア領海を訪問する。29日、タス通信がロシア軍参謀本部の情報として伝えた。同情報によれば、シリア訪問は以前から計画されていたもので、現在シリアで起こっている状況とは関係がないという。
 訪問の目的は、ロシア海軍の乗組員の訓練と世界の海洋におけるロシア海軍のプレゼンスの確保であるという。

 今回の訪問に参加するのは、航空重巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」および大型対潜哨戒艦「アドミラル・チャバネンコ」で、12月10日以降、大西洋、地中海への遠洋航海に出発する。


2011.12.1 01:22 日経 イラン核施設爆破

 英紙タイムズは30日、イラン中部イスファハンの核関連施設で28日に爆発が起きたと伝えた。同紙が入手した施設の衛星写真などを基に報じた。

 爆発の原因や被害の詳細は不明だが、同紙は施設が何らかの攻撃を受けた可能性もあるとしている。イラン政府は爆発を否定したという。

 同紙は、爆発は偶発的な事故ではないとするイスラエル情報機関筋の見方も伝えた。

 イランでは12日に首都テヘラン近郊にある武器庫で爆発が起き、イラン指導部の親衛隊的性格を持つ革命防衛隊のメンバー30人以上が死傷した。(共同)