さすがのオバマも事の重大性に気付いたのか、即時交替を叫ばなくなったが、もともと憲法で即時退陣は難し

かったようだ。これに対して野党側は憲法の一時停止を求めて難航している模様。日本でも憲法の壁でアホ


管政権を駆除できずに困っている。日本もエジプトに見習い、憲法の一時停止を行い、3日間限定の国民内閣

を発足させ、内閣解散かリコール制導入を宣言してもらいたい。日本国民はエジプト以上に本当に困っている。


ニコニコニュースより 転載


【カイロ時事】エジプトでムバラク大統領の即時退陣を求める反体制勢力のデモが長期化する中、憲法が定め

た権力移行に関する規定が大統領の早期退陣の障害として浮上し、これをいかに回避するかの論議が活発化している。

 エジプト憲法84条によると、大統領が辞任するなど不在となった場合、人民議会(国会)議長が臨時大統領に就任するが、60日以内に大統領選挙を実施しなければならない。また憲法82条は、大統領が一時的に職務遂行ができなくなった場合、副大統領に職務が委譲されると定めている。

 しかしいずれの場合も、臨時大統領や副大統領に憲法改正の権限はなく、今ムバラク大統領が辞任した場合、野党候補の出馬が事実上不可能である現憲法の立候補資格規定(76条)に基づいて大統領選が行われることになってしまい、到底野党側には受け入れられない事態となる。

 一時は大統領の早期退任を促すなど強硬姿勢を取っていた米国も、クリントン国務長官が6日、84条に言及し、慎重な姿勢に転換している。

 ムバラク政権側はこの問題を強調し、大統領が憲法改正を完遂するため職にとどまらなければならないとする主張の論拠としている。

 これに対し、大統領の早期退陣を実現しつつ、憲法の規定を回避する方策として、「憲法を一時停止し、政権と野党の間で政権移行協議を行う」という案(ジョージ・ワシントン大のナタン・ブラウン教授)のほか、大統領が憲法改正を含むすべての権限を副大統領に委譲する大統領令に署名する案(人権団体「個人の権利のためのエジプトのイニシアチブ」のホサム・バフガト氏)などが提唱されている。