純粋に音楽を楽しむ。。。でも、うんちくも語るかも( ´∀`) -2ページ目
12月に入り、クリスマス・ムードが高まると、聴きたくなるのが

「Ave Maria」

まずは王道マリア・カラス。



クラシック専門の人の間では、ある種のマリア・カラス批判があるけれど、

「美しいから、良いのだ~。!!」


さて、マリア・カラスが出ると
当然クラシックになるか?と思われるが、
イヤイヤ・・・・
ここでは、
カレーラス
パバロッティ
だの
ボチェッリニ
サラ・ブライトマンや
セリーヌ・ディオン
などの曲も紹介しません。

まずは、ジャーマン・パンクの女王として君臨した、

Nina Hargen



おお~。。なんか身の毛がよだつ感じだ。

身の毛がよだつと言えば、ちょっと違うがぞくぞく感は、

美空ひばり。

美空ひばりって言うと、昭和歌謡のイメージだが
ジャズを歌わせるとすごいのだ!!
是非機会が有ったら、美空ひばりのジャズを聞いてみてくださいませ。

美空ひばりのAve Maria



とくに美空ひばりファンではないけれど、でもこの人やっぱり天才だわ~。


そのほかR&Bの人たちもカバーしている。

Stevie Wonder



Aaron Neville




そして。。一番好きなのは、
元SoundgardenのChris Cornellによるもの。



ここまで引っ張った割に、意外と普通に収まってしまった。
オチ無し。。。。あれえ~???

先日のThis Mortal Coilを聞いてから、 4ADのアーティストを聞いている。

その中でも、よくぞ出してくれましたというのが
「Le Mystere Des Voix Bulgares」(ブルガリアン・ヴォイス)だ。
その名の通り、ブルガリアン・ヴォイスとは、
ブルガリアの民謡で中東の影響を受けた女声によるポリフォニー。
これは4ADのレーベルのオーナーであるIVOが、
BAUHAUSのピーター・マフィーにその存在を知らされてリリースしたと言われている。

「Le Mystere Des Voix Bulgares/神秘の声」このアルバムは、
国内盤の1987年のリリースから、日本でもブームとなり、
TVのコマーシャルにまで使用されるようになった。
その中の一曲。
「Le Mystere des Voix Bulgares' - Kalimankou Denkou
 (The Evening Gathering) 」

これはなんと、キューピーのイタリアン・ドレッシングのCMに使われた。


オリジナル曲のyou tubeは、

 

 

 

ちなみにこのアルバムは、2008年に国内盤が再発されるが、
2011年12月現在また廃盤となった。(輸入盤はまだ存在している)


さて、CMに使われた曲は色々あるが、world musicに通じるのが,
今でも思い出される、ジャーマンプログレ「CAN」の
Holger CzukayがソロでリリースしたPercian Loveである。
この曲はサントリー角瓶に使用された。

 


オリジナルはバージョンは、

 


これは、1980年にリリースされた「Movies」に収録されている。
このCDも国内盤が再発されたが、現在また廃盤となってしまった。


World Musicつながりで、聞いていたのだが
実はこの2枚のCD,もうひとつ別つながりがあるのだ。
「貸したまま帰ってこないCD」
ああ~。。何処???。。。

 

2011年11月。

アメリカ、ヨーロッパで、This Mortal CoilのBox Setが再発された。

This Mortal Coilというのは、4ADのアーテスト達が集まって、
レーベルのオーナの為にトリビュートしたもの。
バンド形態ではなく、レーベルのアーティストが曲ごとにコラボしたプロジェクトなのだ。

This Mortal Coilが最初にリリースされたのが、1983年。
当時のイギリスは、ゴス・パンクが流行り。
そのゴシック的な要素を踏まえたのが、4ADのアーティスト。


その1stシングルは、
「Song to the Siren」



当時は、日向に当たることがないアーティストの曲を、カバーをしたと言われていたが、

「いやいや。。日本で知名度がないだけ」

音楽を聞いていると、必ず行き着く大御所のアーティスト達なのだ。
それもそのはず、これの元曲はTim Buckley





ちなみに、息子のJeff Buckleyも良い味出していた。
親子共々短命なのが、悔やまれる。




This Mortal Coilは、3枚のアルバムをリリースし1991年に終了したのだが、
1993年に、3枚のアルバムとオリジナル曲が収録された4枚組みのBox Set をリリース。
輸入盤のみで、国内盤の発売はなかった。

長いこと廃盤となっていたが。。・
ついに、再発されたのが、これ!
you tubeでbox setを紹介している。




前回のBox Setと何が違うか?
まず、国内盤の予定がないのに
日本のichikudoさんにて、紙ジャケと日本語の帯び試用。

そして、前回のオリジナル曲収録のCDはなく、
今回はシングル曲と未発表曲のCDが付いているのだ。
特にニール・ヤングの「We Never Danced」のカバーが目玉らしい。


4枚目ディスク(DUST & GUITARS)の曲目

Sixteen Days / Gathering Dust
Song To The Siren
Sixteen Days (Reprise)
Kangaroo
It’ll End In Tears
Come Here My love
Drugs
Acid, Bitter And Sad
We Never Danced
Thaïs (Bird Of Paradise)

う~ん。どうなんだろうか???
今回の4枚目の「We Never Danced」だけを聞きたいが為に、買うか?買わないか?
かなり迷うのである。。。。。