こんにちはあ

なにやら関東にも台風がいらっしゃったようですね

なんか久しぶりな気がしますけど

昨年も来たのか? もう忘れているだけかも

記憶の賞味期限が短くなったじじいは気楽なのかねえ

 

お天気も悪いんで

ヒマに任せて記事を書き始めましたあ

 

今回は修那羅山安宮神社様の裏の境内におられる

石神仏様の写真を上げようと思います

画像を絞ったんですけどかなりの枚数になっちゃいました

今回は石神仏様中心に次回は ねこ神様と分ける予定です

おヒマがあってご興味が御座いましたら見てやって下さいな

 

安宮神社様拝殿

薄暗い森の中 羽虫に悩まされての参道から入ると

明るくて別天地でした

 

社務所のようですね

大きな居住棟にも人気が感じられず

境内には人がいないと確認しました

ガラス戸越しに社務所を見ると

御朱印 お守り 書籍があるようでしたけど

頂けないようで ちょいと残念でしたね

修那羅山は しゅなら しょなら と両方読まれているようですけど

神職様がSNSで正式には しょなら山だと言われていました

 

先ずはお邪魔しますの参拝をさせていただきました

おお~にあんこが寝ている~

事前に調べた時に知ったんですけど

こちらさんには3匹の人懐っこい猫さんが住んでいるようで

観光客や参拝者に大人気なんですね

帰宅後色々調べたら

神職さんが

三匹の猫を神社を24時間警備する

ニャルソックズと呼んでいるようで笑っちゃいましたあ

 

帰宅後 神社様の由来をかなり面白く調べたけど

この案内板で十分かなと思いました

 

拝殿向かって右端の鳥居をくぐって

石神仏がおられる奥のエリアに入りました

総板張りというんですかね

あまり見た記憶がない拝殿の造りですよねえ

明治初頭の建築のままなのかな?

なんだかわくわくしてきましたよ

 

 

実は石神仏様は細かいのまで入れると千体以上おられるとか

木像160体は拝殿左の室内に置かれていたとか

窓越しに覗けたようですけど

最近は無人神社様の内部は覗かないようにしているんで

気付きませんでしたねえw

 

裏に入っていきなり

石祠様がズラ~っと

こちら様では石神仏石祠は全て

一柱づつ摂社とされているそうです

最初は廃神社となった土地からの祠様を

こちらで預かっているのかな?と思ったけど

どうなんでしょうかねえ 純粋に奉納されたのかも・・・

 

写真では分かりづらいけど

薄暗い森の中で目が慣れてくると

そこら中に石神仏様が座られていました

 

拝殿奥の御本殿です

 

不動明王様

以下パンフレットの案内で分かったお名前を書きます

 

石仏様はまるで知らないので

どなた様かわかりません

石仏に詳しい方は分かるんでしょうねえ

 

修那羅大天武様の碑

なんで首だけなのか・・・わかりませんが

江戸末期

修験者として各地で修行された

修那羅大天武様がこの地に定着され

雨乞い 加持祈祷 悩み相談など

地元の民と接しているうちに

あまりにも強い法力 神通力が知れ渡り

信州全土から参拝者が増え

祈願成就のお礼にと石神仏が奉納されたんだそうです

 

遠目ですけど木のたもとにおられるのが

修那羅大天武様の像

大天武様の死後 土地の人たちが

彼の偉大さを称えて奉納されたんだとか

生前の大天武様を見知っていたので顔も実像に近いお姿なんだとか

境内で最も大きく高い石像で

身の丈五尺七寸(約1m73cm)の大男であったといわれます

 

千手観音様

この神社を信仰していたとされる

佐久間造像山が奉納したといわれる像です

境内で一番緻密に彫られた石仏だそうです

 

うちがお世話になっているお寺さんは川越なんで

近くに五百羅漢や何体地蔵とかの観光名所があるんで

こちら様も800体とか聞いていたんで

そおいう きれいな場所をイメージしていたんですが

荒地で整備もされない廃神社みたいでびっくりしましたあ

でも 途中から

草に埋もれた石神仏様たちが静かな山の中で幸せそうに

座られているんだなあと思うようになりましたねえ

 

最初は好い感じがしなかった境内ですけど

時間が経つにつれ

心地好い気持ちに変わりました

カミさんもまるで同じ感想を言ってました

 

 

どこを向いても草に埋もれた石神仏様がおられました

倒れたら倒れっぱなし土に埋もれ草に沈んでました

なんか不憫に思って 声をかけながら

半分土にめり込んだ石神仏様を起こして立て直したんですけど

あまりにも数が多くて余計なお世話かもなあと思いなおしました

 

順路となっている参道をのんびり歩きました

けっこう高低差のある山ですね

熊注意の看板を見かけなかったんで大安心でしたけどねえ

 

大日如来様?

パンフレットにお名前が記載されている石神仏様は

今回注釈が入れられたけど

ほとんどの石神仏様のお名前は分かりませんでした

逆にパンフレットに出ているのに

撮影していなかった石神仏様も多かったです

途中から あんまり撮るばっかりでなくても

いいかなあとの気持ちも出てきたんでねえ

 

 

女神様(おんながみさま/子安様)と山犬像

安産祈願のお社だそうです

奉納された赤や白の布がお社を囲んでいました

もしかして腰巻なのかな?

古い布が多かったけど新しっぽいのもあって

今でも祈願をされているんですねえ

 

古くて朽ちかけたお社なんだけど

現役感がプンプンして

妙にリアルに怖い気分になったんで

挨拶の参拝はさせていただいたけど

内部の様子は伺いませんでした

写真もオオカミさんを撮った背景としての

一枚しか撮りませんでした

 

安産祈願の神様じゃ

ジジイが覗いてもねえw

帰宅後調べたら内部の画像が出てきたけど

覗かなくって良かったっとw

 

 

なんだか森の中に慣れてきて

お詣りをしながらのんびりと

写真を撮りながらの散策となりました

カミさんはどこかでスケッチをしてるんだろうと思ってね

 

明らかに神様とわかる像には

柏手を打ち挨拶をしてました

祝詞の幾つかは記憶しているんですけど

仏像様には

お経の おの字も知らないんで

悩んだあげく

手を合わせ頭を下げて

おじゃましま~すと普通の挨拶をしてました

 

帰宅後に考えたんですけど

神仏習合とか神仏分離とかの

中途半端な知識があるから

神様仏様をつい分けちゃうけど

神仏習合が千年以上続いてた

江戸末期の頃の人たちの信仰って

どっちも分けなく

かみさまだったんだろうなあと

神社様もすべての石神仏は摂社末社とされているし

思い出したら 山中全部

かみさまだらけだったんだろうなあと思ってます

 

立体的な神仏像だけ写真を撮りましたけど

実際は

平石に文字だけの祈願成就の奉納石板が多かったですね

 

人面獣身神様 コンコウサマ 

お稲荷信仰に出てくる神様らしい

 狐憑きに効果があるらしいとか

身体はおキツネさんなのかあ

いわれてみると犬とか馬の体じゃないよねえw

 

雲水のお坊様なのかな?

お詣りしあっちゃいましたねえ

 

大岩の石神仏群

 

摩利支天様

いのししにまたがってますねえ

 

蔵王権現様 神農様

 

神農

 

蔵王権現様

 

パンフレットには蔵王権現様と対神像と書かれていましたけど

石仏に詳しい方の記事によると

枯れ葉に埋もれて見えないが

蓮華座に立ち合掌している2対の菩薩像の背後には

日輪と月輪がありますとか

 この像は対神というより対仏様なんですね


勝軍地蔵

修那羅には兜や鎧を着けた武神 武人と見える像が何体かあり

修那羅の特色ある石神仏の一つだとか

馬がかわいいねえ

 

明度を上げて撮りましたんで色がちょいと変かも

 

子育て観音様

 

ブナの大木

 

案内板がなかったら通り過ぎてたなあ

 

十一面観音様(ブナ観音)

 

十一面観音様(ブナ観音)

ブナの木を少し よじ登って

手を伸ばして撮影しました

足元に小さな仏さまがいたんでけっこう難しかったなあ

 

由来によると

木の根に置かれた観音様が木に取り込まれたとなっています

でも

この森でけっこう見かけたキツツキの巣穴に

観音様を入れたんだろうなあ

近年まで穴が塞がらないように

加工されていたとの記述もあるしねえ

ありがたさは変わらないけどね

 

ブナ大木

 

参道前から あちこちに

オートバイ神社の のぼりが掲げられていたんですけど

こちら様は

全国で4番目のオートバイ神社として認定されているようで

石神仏よりもオートバイ乗りの方々には

オートバイ神社として有名なんですね

ツーリングの目的地にもなっているんだとか

帰宅後に調べるうちにこちらの神職様は

なかなかロケンロールでユニークな方のようで

オートバイ ロックバンドとかでも活躍されているようですね

 

 

境内から舗装されている参道を見る

 

カミさんと合流したら

スケッチをしなかったんだとか

いまいち描きたい気持ちがわかなかったんだとか

慣れてきたら気持ちが好くなって

森の中でぼぉ~っとしてたんだとか

 

やっぱりここはパワースポットなのかもなあ

ともかくのんびりできました

お天気が良かったからかな

曇り空だったら

怪しくて怖い神社様だったかもなあw

そこんとこは 微妙なとこだねえw

 

最近じゃどこの神社様でもパワースポットばかりで

ネットで検索する観光案内を見ても

修那羅山安宮神社

パワースポット 最強とかがいっぱい付いているしねえw

 

散策中に拝殿の鈴がガラガラ~ンと聴こえてきたんで

鈴なんて鳴らすなんて珍しいじゃんって言ったら

 

さっき老夫婦が南参道から登ってきて

鈴を鳴らして参拝した後

何していいんだか困惑してた様子で

拝殿裏のことを教えたんだけど

がっかりした感じで

数分で戻って来て帰っちゃったとか

南参道の急登で

だいぶ疲れ切っていたみたいだしねえとか

 

 

次回はネコの石神さまの写真を上げようと思います

 

 

長々とご覧いただきありがとうございましたm(__)m

 

 

おまけ パンフレット

あたしたちは下にあるP駐車場に車を停めました

左側の散策道は意外に短いから

歩くだけなら往復10分ぐらいかな

 

 

 

さあ~て

ここからは 個人的な妄想話です

うっかり信じないでくださいなあw

 

黒い地図上であたしたちは下にある

至上田から登ってきました

左周りに上り 

桂石バス停 参道入り口から下に狭い急坂道を登って

鳥居のPに着いたわけです

 

修那羅山安宮神社とは言うんですが

修那羅山はお寺で使う〇〇山〇〇寺のあれなんですね

 

実際は舟窪山という山です

修那羅峠から円錐状の舟窪山の山すそを巻くように

山頂中腹の参道入り口Pに登って来ました

道中 常に左手の山の森を見ながら走ってきました

なんだか 山を廻ってるなあと思いながら

 

位山ほど大きくはないけど林道を走りながら 

ぼんやりと

位山のダナ林道に山中の雰囲気が似てるなあ

あれ?

そーだ日輪神社と似てるんだ ここっと

突然思い出しました

 

帰宅後ブログを書き始めて地図を調べるうちに

ジジイ!わくわくしてきたゾ!!

 

国道143号線は上田から修那羅峠を超えて松本に抜ける

古くからの街道ですね

廻りは高い低いはあるけど山ばっかり

舟窪山はそんな中にポツンと独立した

ドーム型というか尾根は何本か分かれて出ているけど

ほぼ円錐形の単独山でした

これは もう

日本のピラミッドじゃないですかあ

こんな山の中なのに 

舟のくぼみ なんて名前が付くなんて

 

だいたい日本中に羽とか船のつく地名は

羽=船=飛ぶモノ伝承がある地名ですしね

UFOの着陸伝承にありがちで

確定ですねえw\(・×・)/

 

子供の頃から天狗に認められた修那羅大天武様

山岳信仰といえば山のパワーを理解されていた修験者ですもんね

晩年こちらに居を構えられたのも

舟窪山に

日輪神社 位山と同じようなパワーを感じられたのかも

 

これは線引きモノで何か出てくるかも?

 

わくわくの始まりです

 

地図に定規を乗せて調べ始めました

最初はこの地区の位置がよくわかっていなかったんで

昨年行った篠ノ井線の姥捨駅の東側ぐらいのイメージだったんで

オカルトマニアでは常識な皆神山が近そうで怪しいと

皆神山 舟窪山に

定規を当てても その先に何も無かったんですよねえ

ちょいとガッカリしましたあ

舟窪山を中心にして定規を回すと

あれれれ~~~北方が戸隠山 妙高山と つながるぞ・・・

そのまま南方は諏訪大社前宮と杖突峠じゃん

なにかある 絶対何かある

 

北緯36度のラインに古代縄文からの施設が満載説もあるしねえ

調べてみました

 

舟窪山

北緯36度24分17.0秒 
東経138度06分05.2秒
標高    914m

南に伸ばすと


諏訪大社 本宮
北緯35度59分53.37秒 
東経138度07分10.09秒
経度1分が1500mだから2km位のずれでしたね


諏訪大社 前宮
北緯35度59分28.08秒 
東経138度08分00.28秒


杖突峠
北緯35度58分17.8秒 
東経138度07分28.1秒

舟窪山
北緯36度24分17.0秒 
東経138度06分05.2秒
標高    914 m


北に伸ばすと
飯縄山
北緯36度44分22秒 
東経138度08分01秒

3km位のずれ

戸隠山
北緯36度46分13.3秒 
東経138度03分18.2秒

5km位ずれるかあ

妙高山
北緯36度53分29秒 
東経138度06分49秒

ほぼ東経がドンピシャですねえw

修那羅大天武様の出生地が

妙高というのは偶然なのかな?

 

おまけの皆神山 意外に検討してますなあ
北緯36度33分14秒
東経138度13分21秒


本州中部の緯度36度あたりでは

経度1秒 25.045mX60=1分1500m

         緯度1秒 30.827mX60=1分1848m

 

36度線上には縄文遺跡が多いといわれるけど

諏訪の縄文遺跡は有名だけど

位山  北緯36度02分18秒 

     東経137度11分48秒

 

位山は位置的にはあまり関係がないみたいですねえ

皆神山は昭和になってからオカルト的に話題になった所だから

関係がなくてもいいかもだけど

山自体の不思議は昔からあったんだけどね

 

修験者様としたら

戸隠 飯縄 黒姫 妙高 諏訪は

古来大切なポイントだったと思うんで

舟窪山を修験の聖域として選んだ可能性はあるかもですねえ

見えるかどうかは分かりませんけど

戸隠に向けて遥拝されていたのかも?

実は

戸隠~舟窪山~諏訪に続く直線に

山のエネルギーラインがあるのかも?

 

最近

民俗学者さんの講義で知ったんですけど

修験道者の一部は

各地で金属鉱脈を探すタタラ場の技能集団だった

タタラ場には

金属鉱脈と水と龍神信仰

オオカミ信仰がセットで確認されているとか

この付近に旧鉱山とオオカミ信仰が残っていたら面白いですねえ

 

修那羅大天武様は

雨乞いのお力も凄かったらしいので

龍神様もいたんでしょうねえ

でも石神仏像には龍神様はいたのかなあ・・・

雨乞い感謝の石板はあったけどね

 

 

それとUFO話に戻るけど

位山のように山自体に不思議なパワーが沸いているのかも?

それだったら一番オカルト的には楽しいですやねえ

カミさんともに 境内で こころが落ち着いたのも

そこでは気が付かなかっただけで

ほんとのパワースポットだったのかもなあ

 

そうそう カミさんに

帰宅後 今回の修那羅さんで

神さま感じたの?って 聞いたら

何にも感じなかったあ~とかw

 

ではでは 長くなったけど妄想終了しま~すう

\(・×・)/