おあつうございます

先日カミさんと諸星大二郎展に行ってきました

 

本来なら青春18きっぷで木曾方面の旅を予定していたんですけど

緊急なんちゃらの旅行自粛をしなくちゃいけないみたいで

ぽっかりと予定が開いてしまったんですよねえ

 

元々期間内に行くつもりだったんで

カミさんを誘って県境をまたがないw

三鷹駅前に行ってきました

カミさんもあたしが買った漫画を読んでいるんて

諸星耐性があるんでねw

ほぼデビュー当時からファンを続けさせて頂いている

漫画家 諸星大二郎氏

1975年頃からだから

あたし的にはもう20代

多いっ切りハートのど真ん中を捕まれ

今も読み続けている作家さんのひとりです

 

ひとりと言っても

書籍はほぼ集めていますし

コレクション的にも一番カバーしているし

原画展も何度か観に行っているから

一番好きな作家さんですやねえ

 

パンフレットには

「日本中に多数の熱狂的なファンをもち

クリエイターから異分野の研究者まで

あらゆる方面から絶大な支持を誇る漫画家」

とありました

 

クリエイティブクリエイターとして

高橋留美子氏(諸星あたるとかw)や多くの漫画家さんが

リスペクト的なオマージュ パロディ作品を出されていますし

あの天才 手塚治虫氏が

「僕は誰の絵でも同じ以上に書けるけど

唯一 諸星君だけは真似をできない」

と言わしめた都市伝説がありますけど

事実だったようですね

確認のため今回wikiを見たら

庵野秀明氏のエヴァに影響を与えたとか
宮崎駿氏も諸星作品のファンだとか書いてありましたね

 

それほど特異な絵とストーリー創作が

諸星ワールドですやねえ

入り口をはいると

みんなでヒルコになろう!コーナーがww

学者のお父さんがヒルコになってしまったシーンですねw

 

図録を買いました

 

展示室内部は先日のゴジラ展のように

撮り放題だといいなあの思いが思いっきり外されて残念でしたねえ

目に焼き付けるもボンクラなんですぐに忘れるし

すごく保存してじっくりと見たかった資料も多くて

撮影できないことが残念でしたねえ

 

もう今の時代は 館内の様子や

ブログやSNS投稿のレベルには

撮影許可を出した方が

普及と話題造りにもなると思うんですけどねえ

最近の音楽映画等のコンテンツ無料開放の流れのようにねえw

 

出口をでて図録見本を見つけて

パラパラと見たらほぼ展示品が

載っているじゃないですかあ

ほぼ3千円でしたけど

速買いしました

 

巻末の著作権とコピーの注意も

ページをバラシて複写する以外は

普通に撮った個人使用のものはOKととれるんで

おすそ分けとして

ブログ記事に上げようと思いました

宜しければお楽しみくださいなあ

 

妖怪ハンター 1974年 黒い探究者

九州チブサン古墳の地底に今も続いている

黄泉の国 に うごめく ヒルコ

 

遮光器土偶を思わせるオオナムチと竜蛇の神

暗黒神話1976年

孔子暗黒伝と対でやっぱり今でも最高傑作ですよねえ

 

「縄文がすきなようじゃね?
この土器を見てごらん
蛇のもようの とってがついとるじゃろ・・・」

八ヶ岳料の尖石縄文考古館の

蛇体把手付深鉢土器はさすがに来ていなかったけど

※見落としたか?後半展示にくるのかな?

雰囲気は伝わりましたねえw

※尖石縄文考古館に行った時のブログです

 

 

暗黒神話1976年

牛頭天王い像 と スサノオ ブラフマン

暗黒神話1976年

56億4千万年先にある暗黒星雲 馬頭星雲 スサノオ

 

1976年 妖怪ハンター 生命の木

おらといっしょに パライソさ いくだ!! のラストシーン

これシン・ゴジラの尻尾だとかの説もw

孔子暗黒伝 1977年

諏訪湖が開いてエンディングに続く 御神渡りのシーン

 

孔子暗黒伝 1977年に登場した機物

右下の方格規矩四神鏡の精密さにはびっくり

もう少し明るければなあ

青龍 白虎 朱雀 玄武の四神

神獣のデザインとかリアルで

全体的にエッヂがきいていていて

状態も良くて近代のものかと思ってたら

図録をみてまたびっくり

後漢時代 相当の昔のものだとか

いやあ~驚きましたねえ

左下のドアノブのようなものは

しゆう の首を模した とうてつ をイメージしたもの

前漢時代

 

諸星大二郎版 西遊記

西遊妖猿伝

斉天大聖 孫悟空ですね

1983年からスタートして 未だ完結していない超大作です

中編以降は持ってないんですけどねw

斉天大聖を名乗る妖怪 無支奇(むしき)

解放(とき放され)された名シーンですね

江戸時代の日本版 西遊記の絵本

 

過去数回 原画展に行っていましたけど

今回の面白さは

諸星大二郎氏が作品を造るときに

インスパイヤやモデルにされた書画 器物が

原画の横に展示されていた事でしたねえ

よくぞこんなに集めたもんだと

驚きましたねえ

生原画より展示品の方が

時間的にも じっくり観ちゃいましたw

 

原画 原稿の素晴らしさは分かるんですけど

絵に関しては子供の頃から絵が下手で通しているんで

絵を描くという思い入れがあんまりないんですねw

 

かっぱ も多くの作品に登場していました

うつろ船

 

ええ~~ホンモノなんてあるんだ~と びっくりしました

じっくりと見ちゃいました

あたしは横の解説文を見ながら

なんとなく分かったつもりでいたら

カミさんが本文を読みだして

ほとんど読めた~って言うんで

見直したら

あたしでも読めましたあ~

 

うつろ船の絵って何種類もあったんですねえ

よく オカルト本に載っている絵とは違うんで

この絵は初めてみたかもねえ

 

通り過ぎるだけの カオカオ様

原画の色は不安を思わせるも美しかったです

 

これは某ちゃんねるのアスキーアート

通りますよのオリジナルとかってホントですかねw

 

すいません ちょっと通りますよ…

   /⌒ヽ 
  / ´_ゝ`) 
  |    / 
  | /| | 
  // | | 
 U  .U 

もののけが見えてしまう阿鬼(あき)ちゃんと五行先生の絵

 

諸星大二郎作品のジャンルは

初期の貸本劇画 SF ショートコメディ マッドメンシリーズ

日本神話  中国古伝 西遊妖猿伝 無面目・太公望伝等

妖怪ハンター グリムのような西洋物語 

栞と紙魚子シリーズの現代ホラーと

多彩でそれぞれ面白いんですけど

あたし的には

古代中国怪異シリーズが好きかなあ

 

会場ではキャラクターの人気投票があったんで

燕見鬼 (えん けんき)の幼名 阿鬼(あき)ちゃんに

投票しましたよ

2013年池袋 諸星大二郎原画展の時は

Tシャツとクリアファイルを
2018銀座の原画展でもTシャツ クリアファイルを買ったなあ

今回 缶バッチは欲しいものが数個あったけど

中身が見えないガチャ仕様だったんで辞めときました

今回は持っていないTシャツとして

1種欲しかったのがあったけど

手ぬぐいに引かれましたねえ

特に右端の「つうひこう」が欲しかったけどね~

カミさんにこんなの気持ち悪くて家に飾らせないと言われたんで

泣く泣く諦めましたあw

後半の展示の時には

お宝としてコッソリ買うかもw?

手拭 つうひこう ウンバギ ムルムル

ムルムルが人気なのかな?

せっかくだからPCに入っていた画像もw

2014年頃 海洋堂が出したカプセルフィギュア

全7種

中野ブロードウェイでコツコツと揃えたもの

 

ハルピュイア は家のどこかにあるはずなんだけど?

 タケミナカタをまだ持ってないんですよねえ

それが入ればコンプリートなんですけどねw

さっきメルカリ ヤフオクで調べたら

タケミナカタは数が少なかったのか値段がバラバラで

かなり高額なんですねえ

疫病自粛が解けたら

また中野ブロードウェイに掘り出しに行きたいですねえ

もう2年もご無沙汰だもんなあ

 

 

結局 展示会場を出たら

2時間以上いたようで

クールダウンにと電車で一駅 吉祥寺駅の

いせや総本店に着地w

凄い人混みの駅周辺を抜けて

カウンターに着くとガラガラ~w

やっぱりノンアルコールはヒマなのねw

 

焼き方のT君が今日はどーしてたの~?から

諸星大二郎氏を知っている彼に

諸星観てきた~と

お仕事がヒマそうなT君相手に興奮しながら

カミさんと展示の話をしていたら

 

向かい側の以前から顔は知っているけど

会話はしたことが無い女性のお客さんが

ニコニコしながら諸星話に参戦

必ず行く予定でいるとか

えええ~~~

奇遇ですねえ~

お好きなんですかあ~

シンクロしちゃいましたねえ~

 

今度お店であったら隣に座って

諸星話で盛り上がれそうだねえw

T君

また しばらく仕事休みばっかりだから

俺も三鷹行くわ~ってw

 

10月までやっているんでもう一回行こうかな?

 

長々とご覧いただき有難うございましたm(__)m