梅雨があけませんねえ

 

晴耕雨読では無いんですが

久々に古書通販会社で購入した本が

先日届きました

 

※書き終わってみたらグダグダと

長話になってしまいました

数回に分ければよかったんですけど

次回いつ書けるかもわからないので

一気にアップしたいと思います

御用とお急ぎでない方はご覧頂けたら幸いですm(__)m

 

最近では密林大会社の通販ではなく

本OFFの通販サイトから買うことが多くなりました

密林と比べると品揃えは少な目で

欲しい本が中々見つからないんですけど

価格が安い事が嬉しいのと

密林のように各書店配送ではなく

まとまってからの一括発送なんで

受け取りも楽なんですよねえ

ただ到着が1週間程かかりますけど

暇なんで問題ないんですね

 

最近ゆうつべで保江邦夫氏の講演動画を

面白くよく観ているんですが

先日のトーク内で

佐藤守氏との対談をされた時の話が出てきまして

その対談が載っている本を読みたくなったんですね

検索すると200円との事で即カートに

 

ジャパニズム2017年12月発行

今はもう廃刊されたようですが

いわゆるネトウヨ系と当時話題になっていた雑誌ですねえ

文字ばかりだと思っていたら漫画が多くて

ちょいとびっくり

それも嫌韓系のネタが多くて

まあ~普通 買わないわなあw

矢作直樹氏のインタビューもあったんで

オカルト好きとしては 大当たりでしたw

保江邦夫氏 佐藤守氏の対談は

10ぺージ程で物足りない感がありましたが

自衛隊員が確認した多数のUFO話から

戦後の大変革から現代に続く

日本人の道徳感や意識の変異を憂う内容と進みました

特に元航空自衛隊空将だった佐藤氏が話された

豊富な霊的体験も納得できるものばかりで

そこからの

古代より日本人は異星人とかかわりがある人種であり

異星人の末裔であり・・・

(まあ造化三神の天之御中主 高御産巣日 神産巣日は

異星人の教えを受けたかは異星人本人かは謎ですが・・・)

古神道的な古代の知識を思い出し霊的に現実的に意識を

復活しなくてはいけないとの 御説は

正座して読んじゃいましたw

 

佐藤守氏の本業である

日本国の安全保障を憂うことからの

軍事問題を書かれた本です

まだ目次をパラパラ眺めただけですが

一般人にも分かりやすく書かれているようです

 

今年初頭に突然旅立たれた 竹内睦泰氏

一般的には元某予備校のカリスマ日本史講師

またの名を竹内宿祢73世 

むっちゃん先生の

本業?副業?の大学受験用日本史参考書ですね

ちょぃと忘れたり知らない歴史の解説が

簡単明瞭に書かれていてwikiより分かりやすくて

辞書代わりに使えて購入して良かったです

ご存命の時に新刊で購入していればむっちゃん先生も喜ばれたろうなあ

後に出てくるオカルト150年史の巻末年表の最後に

2020年竹内睦泰逝去と記載されていたんで

やっぱりオカルト界の金字塔だったんですよねえ

 

日本史と言えば最近知った

大伴古麻呂 の話が面白いですねえ

古麻呂 と言えば席次なんですね 753年の正月

遣唐使として唐入りし 玄宗皇帝正月の儀式に参列の折

席順1番が新羅で日本が順列4位になった時

逆切れした古麻呂に弱った官僚達が急遽

日本 ペルシャ チベット 新羅の順に変えたとか

阿倍仲麻呂 弁正などの日本人が唐の政府中枢に

何人もいたからとの説もあるようですね

なんか凄いぞw日本

後の帰国時 

阿倍 仲麻呂が乗る1番船に鑑真和上が乗船予定だったが

唐から出国禁止令が出ていたため査察が入り

古麻呂が機転をきかせ

鑑真和上をこっそり自分の船に乗船させて

日本にお迎えした話も良いなあ

豪傑さんだったようで

現在にこそいて欲しい政治家さんですよねえw

 

さて 今回一番面白かった本でした

1998年頃深夜のノンフィックスという

ドキュメンタリー番組がありまして

職業欄はエスパー と言う回がありました

現在のノンフィクションてのが後継番組なのかな?

生きて~いる~♪てやつです

当時 いろんな話題が面白くて毎週録画設定をしていたんで

たまたま観られたんですが

子供の時からのオカルトファンとして大変面白い番組でしたね

近年デジタル化して今でも時々懐かしんでいますw

 

その番組を企画制作した人が後日出した本です

以前よりこの本は欲しくて

古書店などに入ると必ずチェックしていた本でしたが

中々出会えませんでした

今回 送料無料になるまで

あと何を買おうかとオカルト系を選んでいた時

偶然オススメ本として出て来たんで すかさずポチリしました

ここまでの本は全て200円でしたw

 

当時放映された 

清田益章氏 秋山眞人氏 堤裕司氏の

三大オカルティストの生活を密着取材した時の

職業欄はエスパーとのタイトルをそのまま使った

制作側のレポートです

番組の初企画から途中ボツになったりで

放映まで4年もかかった事には驚きました

TV番組の構成の裏側がリアルに記され

今読んでも

変わらないのか時代的に寛容だったのか

視聴率がとれるからと各局放映されたオカルト系番組ですが

闇感がたっぷりと感じられました

 

先行して読んでいたカミさんが

面白いけどなんか嫌な感じがするなあと言いいながらも

サクッと読了した意味が最初は分からなかったんですけどw

 

確かにでした

 

筆者は超能力を最後まで公平な立場から観察すると設定して

超能力を最後まで信じるという事をしないと

毎回結論付けを文章にいれていました

最初は懐疑的な筆者でしたが

三人のインタビューを進めるうちに

間近でパフォーマンスを見るうちに

オカルト否定論者に怒りを持つようにまでになりましたが

総結としては超能力があるという事を個人的に決められなかったが

三人は今後とも大好きな友達であると文章を閉じたんですよねえ

 

それって自我の崩壊を許せずに逃げただけじゃんと

読めてしまいましたねえ

 

また 本の後半では

三人と行くオカルトツアーのような番組撮影中に

筆者本人が

心霊スポットでいわゆる霊に突然取りつかれ

体調を崩すトラブルを起こし

秋山氏に除霊をしてもらい体調を取り戻す

事案が発生した顛末が書かれていましたが

 

その時カメラクルーに撮りましょうか?と聞かれ

猛然と撮るなと反発したと書いてありました

番組なんだから映像化して面白がる方が

TV的に美味しいと思うんですけど

気の性かもしれないと自答反省は書かれていましたが

自分はオカルト肯定派側に行きたくないとの

葛藤としか読めないんですよねえ

 

佐藤守氏や保江邦夫氏のように

自分で体験したんだから突き抜けてもいいんじゃないかなあと

 

著者はリベラル派のインフルエンサーと言うのか

オピニオンリーダーと言うのか

現役で高名な方のようですが

情が無いよなあ~と言うあたしの感想に

カミさんも笑いながら同意してくれましたw

 

ドキュメンタリー制作者と言うのは自分を外に置いて

真実を公開するみたいな事が書いてありましたけど

政治的や事件では貫いてほしいけれどなあ・・・

 

最近ではネット環境が広がり

TV放映と事実は違うみたいなお約束が出来てきましたけど

活字というか この本でも

オカルトに関してマイナスな事例を目撃したのかも

発表できないプラスな事案に遭遇したのかもしれないしねえ

あえて載せないという事もあるんだろうし

眉毛にツバ付けながら読んだ方が好いかなあと読み進んでいました

でもホントに面白い本でしたよ

※堤氏はダウジングは技術であり

練習すれば誰にでも出来る事なので超能力ではないと

語っておりますが細々難しいのでオカルトと一括して書かせて頂きました

 

最近ゆうツベで秋山氏のゲスト回をよく見るようになり

なんか最近好いかんじだなあ~と

思っていました

年末のオカルト番組ではいつも怒りのイメージですがw

お歳を召されたのか

誠実そうな感じがますます醸し出されていますねw

 

この本は定価の500円引きで高いなあとは思いましたが

たまには秋山氏の本でもとポチリしました

届いて初めて気づいたんですが

今年発行の最新刊だったんですねえ

最近のゆうツベで宣伝等でお話されていた新刊本だったんですねw

 

竹内むっちやんの参考書のように

明治維新以来のオカルトが

簡素に分かりやすく書かれた歴史資料本でした

所々気になる氏名や事案からつまみ読みしているんで

まだ完読はしていませんが

オカルト辞典としても大変便利な本でした

 

明治維新の後

日本が我先にイギリスヨーロッパから

新しい西洋科学を取り入れていた時期

ヨーロッパでは今でいうオカルト的な事象が

科学として大ブームとなっていたため

そのまま日本の旧帝大等の総長レベルの学者が

オカルトを催眠術 降霊会 手品まがいの不思議な事を

そのまんま取り入れていたとかの歴史は面白かったです

 

知る人はの福来友吉氏が

千里眼 透視 念写 霊視などで

オカルトに進み過ぎて帝大を追われた話は知っていましたが

明治以来イギリス風のオカルトを信奉していた

トップの学閥と違う新人助教授福来氏が

御船千鶴子 長尾郁子 高橋貞子等の霊能者を掘り出したため

逆に学閥で締め出されたのが事実とか

驚きでしたねえ

あたしの大好きな高山の福来友吉資料館にも書いて無かったなあ

 

当時世間的なブームになったオカルトに危惧を感じた政府が

降霊会等の怪しいイベントは

警察署の立ち合い以外禁止等の法令を出したようですが

不思議体験をした各地の警察署長が逆にお墨付きを出してw

主催するなどで

全国的によりオカルトブームが加速したとかw

 

昭和になってもオカルト的ムーブメントは続き

陸軍中野学校の創設も

催眠術 霊術 忍術で名をはせた霊能者グループが尽力したとか

 

逆に西洋人が維新後の開国で

日本古来の古神道系や修験行者が起こす奇跡や霊術を体験して

世界に逆輸出するなど凄い時代だったんですねえ

いやあまだまだ読み込んでいませんが面白い本に出合いました

明治日本三大女性霊能者の井之頭公園のおばあ様もでてくるのかな?w

 

今回は外れ無しでどの本も面白かったです

買えて好かったなあ

こういうのをオカルト的には

シンクロニシティというんだろーなあ~

 

長々とご覧いただき有難うございましたm(__)m