千葉では昨晩から、静かな雨が降っています。
風もなく、しとしとと落ちる雨音は
誰かの頬をつたう涙の雫を思わせるからかな。
ひと雨ごとに伸びゆく新芽の緑いろの明るい光が
美しいだけに、もの悲しく見えたりもする。
あの人にも、見せたいな。
このたくさんの新しい命の光を。
今日で震災からちょうど2ヶ月ですね。
被災された方々も
その方々とご縁のあった方々も
それらを見聞きし心をいためた方々も
鳥も植物も、そして大地も
この度の震災にかかわる一切の存在の心の傷を、
この雨が流し清めますように。
この雨がやみ、差し込んでくる日差しとともに
こころの傷が癒えますように。
この雨に、天に、黙祷いたします。