1つ目のブログは何にしようかと思ったが、やはり西表島に住んでいるのだから、最初は王道を行くべきかなと。

イリオモテヤマネコ
西表島だけに生息するベンガルヤマネコの亜種
西表島に住むときに、4種類の生き物を撮影することを目標にした。
イリオモテヤマネコ、ヤエヤマコクワガタ、ヤエヤママルバネクワガタ(大歯)、ベニボシカミキリ
昆虫については、出会えれば撮影することは難しくない。(出会うことが難しいのだが)
イリオモテヤマネコだけは出会えても撮影のチャンスは早々ない。
撮影の準備をしている間に逃げるからだ。
ましてや綺麗に撮影しようと思うと、カメラの設定を変更する必要があるが、そんな余裕も普通はない。
助手席に座ってカメラを構えたままでいさせてくれる運転手がいれば別だが。
ただ、出会うことに関しては難しくないと感じた。
最初に出会えそうになったのは、引っ越してすぐの4月。
ヤエヤマヒメボタルを見に連れてってもらった帰りだった。
車の前をヤマネコが横切った(らしい)。
らしいというのも、自分は2台目の後列にいたので、見れる訳もなく。
過ぎ去った後に話を聞けただけ。
やはり撮影は難しそうと感じた。
しかし、天は我に見方をした。
2回目にして、撮影することができたのだ。
それが上の写真だ。
7月中旬の深夜に林道沿いを歩いて、生き物を探していた帰りだった。
道沿いの茂みにライトの反射で目が光っていた。
イノシシかと思ったが、どうもじっとしていてイノシシっぽく無い。
少し近づいたら、茂みに消えてしまったが、また戻ってきた。
よく見たら、完全にネコだった。
夢中で写真を撮ったが、全然逃げる気配がない。
若い個体のようで、まだ警戒心が無いようだった。
一通り撮影した後、茂みに消えていった。
こんなにしっかりと撮影させて貰えるとは思わなかった。
移住して3ヶ月で撮影できたのだから、運を使い果たしたと感じたくらいだ。
しかも、何が凄いって、これデジカメで撮影しているところだ。
機種はCANON PowerShot SX510 HS
最短撮影距離0cmと20倍ズームに惹かれて購入したものだ。
が、最短撮影距離0cmは嘘だった。全然近寄れず、全くダメだった。
当時はカメラの知識もなく、全域をカバーできるカメラなんてあるわけ無いのに、うたい文句をバカのように信じたのだ。
しかし、ヤマネコを撮影した時だけはこのカメラに感謝した。
勿体ない買い物だと思っていたが、全てを帳消しにしてくれた。
ただ、今にして思えば、早く一眼レフ買っておけば、もっと綺麗に撮影できたよなと言う、邪な願望が沸いてくる。
人間とは唯々我が儘な生き物だとつくづく感じる。
どうせ、次に撮影する機会があっても、あのレンズを買っておけばもっと・・・などと考えるのだろう。
飽くなき向上心と言って、前向きに変換して、終わりにしよう。