✺✺✺Ride23✺✺✺


8/30夕方、約2ヶ月間いてくれた母は
新潟から富山へ車で帰って行きました。

走り去って行く車の後ろ姿を、私と長女は
目を赤くし涙をこらえながら見届けました。


ついにこのときがきてしまった……
涙するまいと思っていたのに、結局出てしまった……

ありがとうと言おうと母の顔を見ると、
なぜか涙がこみ上げてきて、目を逸らす。

本当に最後、母が車に乗り込む前に、
一度だけ母の顔を直視した。
母も涙目になり、目を潤ませていました。

こうして母とのひと夏が幕を閉じたのです。

❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋
なぜ、母との時間が、今回特別だったか。
双子がもたらしてくれたとはどういうことか。

私は富山から新潟に嫁ぎ、隣県といえども
山形寄りの下越地方に住んでいます。
まず一つ、すぐに会って帰れる距離ではないのです。
会うのも年に1、2回。
母も私も仕事があるため、会っても数日です。

また、私はこの度6月末に双子を出産しました。


双子を出産するにあたり、富山の母にこの夏7、8月の
約2ヶ月間、双子育児のお手伝いに来てもらえないか
お願いしました。

双子は第2・3子であり。
上の娘がいて学校もあること。
一人だけの出産だったら、自分たち家族で退院後から
やろうと考えていたので、母に助けを求めることは
ありませんでした。

県外に嫁いで、この先とれることがなかっただろう
母とのゆっくりとした長い時間を、
双子が私にもたらしてくれたのです。
(富山の母=ばあばが大好きな長女にもです)

❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋
最初は母との2ヶ月、長いかな、
やっていけるかなという不安がこみ上げました。

いくら実母とはいえ、お手伝いにきてもらっている身であり、生活スタイル違うので気を遣いました。
(;´Д`)

与えるミルクの量など、時折母の考えや見方に
それは違うんじゃないかとイラッとすることも
ありました。

それでも、久々の母との時間は、
私にとって楽しく、笑いのあるものになりました。

メインは、もちろん家での双子育児。
朝晩問わず3時間おきに授乳。
泣けば抱っこしてあやし。夕方は沐浴させ。

その合間に母は食事の準備をしてくれ。
私は掃除や他の家のことをやり。
休めるときはもちろん休みました。

そんな中でも、母といろいろ出かけ。
・新鮮でおいしく、かつ安い鮮魚市場に行く
・結婚式を挙げた神社に参拝する
・満開のひまわり畑を観る
・ご当地の温泉にいくつか行く
・長女のダンス祭りを観る
一緒にスーパー買い物したりもしました。
















また、母は朝食後パンとコーヒーをたしなむ人で。
毎朝食後、ドリップコーヒーを淹れて、パンを焼き、
バターとハチミツをかけて食べる時間が、
毎日のささやかなしあわせでした♡


たくさん、たくさん、いろいろ喋りました。

そんか母との生活が当たり前のようになってきた頃、
母が富山に帰る日が来てしまったのです。

最後の週は毎日、あと◯日、あと◯日とカウントし、
母が帰るのが信じられない気持ちで、
一日経つごとにいっぱいになっていきました。

❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋
母には、わざわざ富山からきてもらい、
一番大変な時期の双子のお世話を手伝ってくれたこと。
毎日考えるのが大変だったろうご飯づくりを
してくれたこと。
これから先の生活ベースを作ってもらったこと。
母の動きや考えから学ばせてもらったこと。

してもらったことが大きすぎて。
たくさん胸の中には想いがあるのに
でも、口からは「ありがとう」の言葉しか出なくて。
何でですかね、、、、、

本当に母には感謝がつきません。
この日々を思い出すと、また涙がこみ上げてきます。

またとない母との時間をくれた、
双子にも感謝ですし、
このような采配をしてくれた神様にも感謝です
🙏🪐🌌

“最高最善に人生は進んでいる”

記憶に残るステキなひと夏をありがとう🎆❤

今日もみなさまに、☆One Cheer☆One Happiness☆
たくさんの幸せと喜びが降り注ぎますように。