そろそろ野生動物が活発になるのかなぁ
GWまで花粉症続くしなぁ
2023-2024シーズンの山城訪問は最後だなぁ
ってことで、行きたいなぁと思っていた、上田市の虚空蔵山城跡へ!
3月最終週、夜勤明け、そのまま池袋から高速バスに乗ります。
小諸で下車、小諸城には目もくれず、しなの鉄道に乗りま・・・
乗れない!
小諸駅にバスは11:44に到着予定。
12:03の電車には余裕だなと思っていました。
渋滞なく順調だと思ったのに、駅に着いたら12:08です・・・
次は12:43なので待つしかありません。
12:43の電車に乗り、13:09に西上田駅に到着。
無人駅です、私含めて3人しか降りない!
西上田駅から徒歩15分、
石段を登って座摩神社に到着です。
ざますりじんじゃ、"ざますり"とは読めないです。
神社に向かって左手に登山道入口があります。
いきなり急登です。
ずっと急登です。
登るスピード、全くアップせず・・・
汗かきまくり!
防寒防風の上着を脱ぎます。
汗止まらない、息切れしまくり・・・
やっと平らな場所に!
鉄塔のある場所に到着。
テント張ってくつろいでいる若者発見!
挨拶します。
そこからまた暫く登ります。
持越城跡に到着です。
鉄塔からは割と近いです。
標高690m、比高260mかぁ。
持越城跡は細長い城跡。
ここを歩いている分には楽です。
まっ、そんなに甘くはないです・・・
持越城跡を過ぎると、すぐにまた急登になります。
場所によっては、立って進むのが困難になり、四つん這いを強制されます。
岩も掴みます。
こんなキツイの初めてです。
両脚のアキレス腱の付け根が痛いし・・・
その後はロープ登場!
ロープをしっかり握らないと、足を岩にかけて進むことが出来ません。
八王子城跡から短い縦走で高尾駅を目指した時にもロープ箇所はありましたが、今回は比べものにならない長さ!
何十mもロープ握りっぱなしです!
スマホで写真撮ってる余裕はなかったです。
なにせ登山素人ですからね。
で、ロープ箇所をやっと登り切って思ったのが、ここを下りるのはイヤだな!と言うこと。
そもそも、虚空蔵山城跡から和合城跡まで縦走と思っていたので、このまま先に進もうと決意!
しかし、決意したのも束の間、行手に崖が・・・
左手に崖、右手はどうも道ではない険しさ。
良く見ると、左手の崖、崖の先にピンク色のテープが木に結ばれています。
ロープも張られていないのに、この崖を進めとな・・・
崖を進みたくないけど、ロープ握りしめて下りて行くのもなぁ・・・
一瞬のせめぎ合い、仕方なく崖を進むことにしました。
狭い足場から落ちなければ良いのだ。
細い小さな木の枝、草までも掴み、ビビリながらなんとか通過。
そこには、虚空蔵山へ、兎峰へと案内が。
眺望が良いと評判の兎峰へ先ずは行きます。
案内には"転落注意"と書いてありましたが、なるほど!簡単に転落出来そうです。
恐くて立っていられない!
下を見てしまったら、眺望を楽しむ余裕が失せました・・・
でも、素晴らしい眺望だったのは間違いないです‼️
兎峰から虚空蔵山城跡へは、あまり時間はかかりません。
こちらも、開けていて眺望は良い。
でも、パッとみてあれは何山、何岳などと分からないので、ただただ美しい!だけ。
上田市丸見えです。
上杉がこの城から上田城を監視していたそうですが、丸見えでやりやすかっただろうと思います。
目的地の虚空蔵山城跡には無事到着。
あとは下山するのみ。
しかし、行手が積雪で遮られて見えない。
日陰箇所には30cm程度の積雪箇所が広く残り、道がトレース出来ない・・・
雪で覆われた山道を進む装備はないし、何より私は登山素人。
・雪で通常経路をトレース出来ないため、足を滑らせて滑落・・・
・ルートをみつけるのに手間取り、日没によりタイムオーバーで遭難・・・
この2つのリスクがあると思い、ならば登り2時間かかったルートを下りることが1番計算が立ちます。
雪によるリスクがなく、登ってきたのでルートも経験済みで、日没までには間に合う!
滑落しそうな崖を渡りきり、ロープを握り締め岩肌を下る。
嫌な箇所でしたが、日没への恐怖からアドレナリンが出ているのか、恐怖が麻痺状態!
登り時にはなかった獣のフンなどを見つけ、ちょっと焦りましたが、日没への恐怖に比べれば些事です。
登りはすれ違った人3名、テントにいた人1名。
時間が時間なので、下りは誰もいない・・・
何とか座摩神社に到着。
薄暗くなっていましたが、日没前に下山出来ました。
次回は行き当たりばったりではなく、早朝から計画的にアタックしたいと思います。
猛省!
村上連珠砦は沢山の城跡があるので、全て訪れたいです。