出逢うまで(いつか必ず) 4 | シンイ二次小説でんべのブログ

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ICUから個室に移り
ウンスは、両親に甘え日に日に
回復へと向かっている。

「何?今度は何がご所望かしら」

「えっ、何で分かるの?」

「ふふふっ、私はあなたの母親
ですよ。19年もウンスを見て
きたんだから、その瞳の動きで
分かるの」

「な~んだ、ばれてた?
お水が飲みたい、もしくはアイス。
喉が渇いて仕方がないんだもの」

小さい頃から両親に負担をかけては
いけないとなんでも我慢してきた
ウンス。病で弱る時、目一杯
甘える事にしたらしい。
そんな時、ウンスの顔は
母親の方を向いてはいるのだが
瞳は定まらずキョロキョロしていた
のであった。

「はい、はい…待っててね
売店行ってくるから」

「うん。お願いします」

母親が売店に向かうと
入れ違いに執刀医であったサム先生が
顔を見せる。

「どうです?どこか痛みはあり
ますか?」

「あ、先生…チクチクはしますけど
耐えれない痛みではないんですよ」
と、茶目っ気たっぷりに
ウインクして見せるウンス。

その時「ドクンッ」っと
サムの心臓が高鳴る。
あまりに愛らしいウンスであり
独り身には酷な仕打ちだ。

サム医師も年齢的に
ウンスの射程範囲には入るのか
29才と若い医師であったが
10才離れていれば無理とも
思えるが・・・それは二人次第
と言えよう。

「どうしたんですか?顔が赤い
ですよ」

「いえ。暑いからでは・・・
それより不思議な事があったんですよ
オペ中に」

「あ…もしかして・・・夢かなんだか
分からないんだけど…お婆ちゃんが
現れたり顔は分からないんだけど
多分男の人が「俺が助ける」て
言って消えたの…
それと関係ある?」

「関係あるかは知りませんが
止血をしてくれたんです。
誰かが・・・」

サム医師は詳しく見た事感じた事を
ウンスに教える。
摩訶不思議な事があるものと
付け加える事を忘れない。

「そうなんだ~~、まっ、助けて
くれたんだから結果オーライで
いいんじゃない」

「お若いですね・・・回復も
早そうで何よりです。
でも安静は約束してくださいよ。
まだまだ無理はいけません
じゃ僕はこれで、また明日」

「は~い」

顔の横でひらひらと手を振り
ウンスは笑みを浮かべ見送る。
ふと振り返り「はぁ~」と
ため息を溢すサム医師。



・・・・・

あ~あ、恋模様?
早くヨンと出逢はないと
ウンスが危険だ~💦(笑)


今日は肩が上がりません。
でも他は元気です。
軽く済んだ様子です。

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