俺の女(ひと)に手出ししてみろと
ばかりに、あれ以来ヨンは
舞台上であろうとどこであろうと
きりりと睨み付けているのである。
その度にトルベは身も凍るほどの
悪寒が背筋を走り抜ける。
『おれ…何かしたかな・・・』
今日も今日とて舞台が幕引きになり
アンコールの歓声に応えるべく
再び舞台に上がる花道で睨まれ
たのであった。
舞台上であろうとどこであろうと
きりりと睨み付けているのである。
その度にトルベは身も凍るほどの
悪寒が背筋を走り抜ける。
『おれ…何かしたかな・・・』
今日も今日とて舞台が幕引きになり
アンコールの歓声に応えるべく
再び舞台に上がる花道で睨まれ
たのであった。
「はい、はいそこまでよ!」
その小さな手をパンパンと叩き
二人の間に割って入るウンス。
恋人同士のヨンと片思い真っ最中の
トルベ・・・。
お互い愛しい人に促されれば
しぶしぶ引くしかない。
「きゃ~~~ヨン様~~」
「トルベ様~~投げキッスして~」
ひと度ステージに上がれば
こんな歓声が湧き起これば
悪い気はしないトルベ
こんなところは能天気である。
次から次へと投げキッスを観客に
向かい送っていたがその目の端に
舞台袖口で祈るように
見つめる愛しい人の姿・・・。
マネージャー、ウンスは
ドラム、ヨンのパフォーマンスに
うっとりしていただけなのだが。
観客に投げキッスを振り撒く
ふりをし、ウンスに投げキッスを
送るトルベ・・・。
その途端後頭部に何かがぶつかる。
「痛ってな~!だれだよ」
その小さな手をパンパンと叩き
二人の間に割って入るウンス。
恋人同士のヨンと片思い真っ最中の
トルベ・・・。
お互い愛しい人に促されれば
しぶしぶ引くしかない。
「きゃ~~~ヨン様~~」
「トルベ様~~投げキッスして~」
ひと度ステージに上がれば
こんな歓声が湧き起これば
悪い気はしないトルベ
こんなところは能天気である。
次から次へと投げキッスを観客に
向かい送っていたがその目の端に
舞台袖口で祈るように
見つめる愛しい人の姿・・・。
マネージャー、ウンスは
ドラム、ヨンのパフォーマンスに
うっとりしていただけなのだが。
観客に投げキッスを振り撒く
ふりをし、ウンスに投げキッスを
送るトルベ・・・。
その途端後頭部に何かがぶつかる。
「痛ってな~!だれだよ」
「どうしたんだよ、トルベ?」
「テマンよ~、これってドラム
スティックだよな・・・俺ってさ
うちのリーダーになんかしたのかな」
「しらないさ!そんなことより
ちゃんと演奏しろや!」
ギターを奏でながら
飛ぶようにそばに近寄り耳元で
呟くと何事もなかったように
ドラム、ヨンの元へ。
その姿は上半身をさらけ出し
鬼のような形相を露に
ドラムを叩いている。
「リーダー?トルベとなんか
あったんですか?」
「・・・いや・・・黙って演奏しろ
観客は待ってくれないぞ」
テマンは「はあ~い」っと肩を
竦めその場をあとにする。
『まったくトルベ!許さない
俺の女だ!ウンスは!!』
>>>>>>
お休みしますとあげましたが
いやいやそれではあかん!
己で掲げたイベントなんだし
短めですが・・・
次回完結を目指し頑張ってみます。
「あなたを探して」の最終話も
半分しか描けでませんから
完結しなきゃです。
ポチっとして下されば嬉しいです
↓
スティックだよな・・・俺ってさ
うちのリーダーになんかしたのかな」
「しらないさ!そんなことより
ちゃんと演奏しろや!」
ギターを奏でながら
飛ぶようにそばに近寄り耳元で
呟くと何事もなかったように
ドラム、ヨンの元へ。
その姿は上半身をさらけ出し
鬼のような形相を露に
ドラムを叩いている。
「リーダー?トルベとなんか
あったんですか?」
「・・・いや・・・黙って演奏しろ
観客は待ってくれないぞ」
テマンは「はあ~い」っと肩を
竦めその場をあとにする。
『まったくトルベ!許さない
俺の女だ!ウンスは!!』
>>>>>>
お休みしますとあげましたが
いやいやそれではあかん!
己で掲げたイベントなんだし
短めですが・・・
次回完結を目指し頑張ってみます。
「あなたを探して」の最終話も
半分しか描けでませんから
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