めぐり逢い永遠に(開院、出産)1 | シンイ二次小説でんべのブログ

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翌日午前八時から歓迎セレモニー及び
オープニングセレモニーが
始まっていた
来賓客の受け付けに事務長二人は大忙し
警備主任のトルベ、チュソク、
補佐のチョモ、テマンが濃紺で揃いの
制服と帽子に姿で来賓客を案内し
右に左にと慌ただしく動いていた
病院長であるウンス始め副医院長ヨン
チュンソクやチャンビン先生方は
真新しい白衣に身を包み
病院玄関前に勢揃いしていた

ウンスには体調を考慮し
特別にコート、マフラー、手袋と
寒さ対策は完璧であった

寒くないか・・・

と、ヨンが大きい身体を
ウンスに寄り添いながら聞いていた

大丈夫よ・・暑いくらいだわ

ヨンを見上げヨンの肩に
コツンと自身の頭をぶつけた
その仕草にヨンの目元が僅かに緩む
だが目敏く
事務長に見つかりぎろりと睨まれていた

アンドチ事務長の司会で
ウンスが式辞を述べ
告辞をミン社長が述べ
祝辞をコン元会長と自治会会長が述べ
地域の中学生の吹奏楽が演奏する中
テープカットを済ませ
セレモニーは終わりを告げた


いや・・たいそうな歓迎でしたね

でんと構えた病院長室ではなく
ヨンとウンスらしく
質素な作りになっていた

お二人らしい病院作りで
感銘しましたよ・・・
きっと地域に必要とされます

はい…ありがとうございます


副医院長・・外科医局長が
至急来て欲しいと呼んでいますが

ウォルがヨンを呼びにきた

分かった直ぐに行く
テマン…頼んだぞ

はっ!

ヨンはミン社長らに一礼した

無闇に出歩かいように

と、言い残し病院長室を出て行った


どうした医局長

はい…副医院長この患者さん・・


暇よね・・・
動いたら怒られる?
テマン…居るの・・・

呼び掛けるが返事がない
テマンは外来患者が一気に押し寄せ
整理に駆り出されていた

あら…誰も居ないじゃない
テマンはどこに行ったのかしら

ミン社長らが帰り
じっとしていられないウンス
キョロキョロと回りを見回したが
ウンスは少しだけならと
部屋を出て行っていた

凄い人ね…

一階外来受付まで降りて来ていた
受け付け待ちに長蛇の列
各診療科に振り分ける為に
右往左往している様子だ

仕方がないわよねわ・・
患者さんは皆が初診だもの
時間掛かるか・・・

でも順調な滑り出しかな…

ウンスは誰にも見つからない様に
そっとその場を後にしようと
そろりそろりと後退りを始める

あぶない~!

テマンがウンスの気配を感じ
振り返った時には
ウンスは背後から
掛けてくる子供にぶつかり
倒れる寸前だった

ぎゃ~~

両手で必死にバランスを取り
もがいてみるが無駄な抵抗のようだった











































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