めぐり逢い永遠に結婚編67 | シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説を書いています


翌日快晴に恵まれ
京都市内観光へと向かう
日本の道100選に選ばれた
哲学の道を歩いていた

綺麗だ・・・

小道の両側に桜が咲き乱れトンネルと
言われる意味が分かる

ねぇ…トルベさん
こんな綺麗な桜は見た事ないです
まるでトンネルですね?ふふふ

二人は遥か向こうまで続く
桜を堪能していた

暫く腕を組み歩いていたが
不意にパンフレットを開き
真剣に何かを探している

行きたい所がある付いて来てくれ

ウォルは手を引っ張られ
小走りで付いて行く
歩いて半時間程で目的地
東映太秦映画村に到着した
まるで少年のように
瞳を輝かせるトルベ

ここは見学が出来るエリアと
テレビや映画の撮影に使うエリアが
有るらしい
見学出来るエリアを見に行こう

トルベさん・・
私といるより楽しそうですよ、ふふふ

ウォルはトルベの顔を覗き込む

そ、そんな事はない…
俺にはウォルが一番だ

頭を掻き頬を掻き焦るトルベ

ふふふ…冗談ですよ
案内して下さい

ウォルの笑顔にほっとする
そして手を差し出す

行こう、ほら・・

はい…

見学エリアでは小芝居をしていた
甲冑を身に付けた者同士の戦風小芝居
見学者は遠巻きに見ているだけだが
トルベは一人そわそわしている

下手くそ…あ・・ほらみろ殺られて
しまっただろうが…

ぶつぶつ文句を言っている
隣でプッと噴き出すウォルがいる
しかし役者がトルベの一人事を
聞いていた

おい!そこのお前
下手くそと言ってたな・・・





>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


ヨン…見てウォルの花嫁姿よ
白無垢が良く似合っているわね
あ~もう一度着てみたいわ

診療所の休憩室二人仲良く
お弁当を食べながら
スマホの画像を見せている
ウンスは瞳を輝かせながら
うっとりと呟いた

ウンス!誰と着るつもりなんだ!

ヨンの低く怒りを秘めた声に
ピクンと肩が上がる

へ?・・・言葉の綾よ
もう・・怖い顔しないでよ
びっくりするじゃない
女って花嫁衣装は
何度も着て見たいものよ・・

ウンスが肩を竦めた姿を目の当たりにし
今度はヨンが肩を落とし
ぼそぼそと呟く

はぁ~すまない・・・
俺は心が狭いのか
ウンスが他の男となんて考えたくもない
貴女がいなけりゃ俺は・・
息も出来なくなる

馬鹿ね・・私がヨン以外と
結婚するとでも…ん?
そんなはず有る訳ないじゃない
例えヨンが大病を患ったとしても
必ず私が引き戻すわよ
私も一人じゃ生きていけないもの・・

ウンス・・・

なあに・・ふふ
あ!ここでは駄目、仕事場だから

まだ何も言ってないが・・・

分かるものヨンの瞳を見れば・・
だって・・熱いもの・・・
目は口ほどに物を言うって言うでしょう

恥ずかしさで俯いて話すウンス
隣に座っていた筈が
今はヨンの膝の上に座らされていた

だから駄目だってば・・
誰か来たらどうするの

誰も遠慮して入って来ません

そう呟くと唇を重ねた・・・






























にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村