めぐり逢い永遠に(結婚編)49 | シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説を書いています

ヨン…クリスマスは我が家で
テマンと三人で過ごしましょう

あぁ…そのつもりだ

テマンにはクリスマスプレゼント
何が良いかしら
ソウルまで行けそうにないし
買い物は無理ね!
どうしようか…?ん?

診療所での昼ご飯を食べてる最中
ウンスが突然切り出した

もう頼んで有りますよ
今日診療所に小荷物が届いたでしょう
あれがそうです…

そうなの…何を買ったの?

秘密です…

えぇ~教えてよ!

しぃ!

ヨンが自分の口に人差し指を
当ててウンスを黙らせる

誰か居ます!

気配はすっと消えた…

ん?誰…

ウンスはヨンの耳元で小声で呟く

トギです…

え、声が出そうになり
慌てて自分の口を手で塞ぐ

・・・なんで・・・

ウンスは声を出さず
口だけを動かしている

さぁ分かりません・・・

トギは普通に看護師として
ウォルの後に付いて手伝いをしているが
心に違和感を抱えていた
隠し事が有るからだ・・・



クリスマス当日診療所は休診日
ヨンとウンスとテマンの三人は家で
ささやかなホームパーティーを
楽しんでいた・・・
テーブルの上にはチキンと
ウンスお手製のクッパとデザートが
並んでいる…

ソウルは今頃の時期は
イルミネーションが凄いわよね…
十一月末位から二月位まで楽しめる
らしいのよ…
行きたいな・・・
テマン行きたいわよね?ん?

ウンスはテマンの顔を覗き込み
同意を求めウインクをした

あ…はい!

テマンはクッパを頬張りながら
赤くなり動揺を隠せないでいる

ロッテ百貨店や新世界百貨店なんか
ツリースポットなのよ!
子供の頃に両親に
連れて行ってもらったかな
医者に成りたくて
出歩く暇がなかった位
勉強付けだったわ…ふふ

ウンスは遠い昔を思い出すかの様に
しみじみ話している

俺は学生時代の同級生と
ニ、三度行った記憶が…

えっ!女性と?
まさか・・・

コホッ
そんな器用な人間でない事は
ウンスが一番知ってるよな

ヨンはウンスを安心させるように
頭をなでる

そうだ…テマン
ヨンがねクリスマスプレゼントが
有るみたいよ

はぁ・・

ちょっと待っていろ

寝室に上がりプレゼントを
持って降りてきた
青い包装紙には小さいサンタが
無数に散らばっている

これはテマンのプレゼント
こっちはウンス…はいどうぞ

ウンスのも当たり前の様に
買い求めていた

開けていい?

テマンは嬉しそうに瞳を輝かせ
ヨンを見つめている
黙って頷くヨン・・・
ビリビリと包装紙を破く音だけが
静寂の中聞こえている

なんだろうね?テマン

ウンスも期待に胸を膨らませ
テーブルに身を乗り出し箱を覗き込む
箱の中から取り出されたプレゼントは
濃紺に統一された
ウエストポーチと財布
そしてリックサックだった

兄貴・・・
ありがとう
俺…欲しかったんだ財布も鞄も…

そう呟くと
テマンはすぐさまポケットから
数枚の紙幣と小銭を取りだし
丁寧にしまう

テマンは立ち上がり礼をする

・・高い物でもないから気にするな
テマンには地味な色かと
思ったんだが、この色にしたかったんだ

ヨンは照れたのかぶっきら棒に呟く

ウンス・・貴女は開けないのか?

私も開けて良いの・・

どうぞ・・・

なんだろう…ふふ

ウンスは折り目にそって丁寧に
包装紙を開ける

わ~綺麗・・・
良いの高そうなんだけど…

ウンスはうるうるとした瞳で呟くと
ヨンを見上げた…

小さい箱の中身は○ィファニーのオープンハートのネックレスだった

ありがとう・・とっても嬉しい

そう言うとヨンに抱き付こうとしたが
テマンの手前ぐっと感情を押し殺し
踏み留まった・・・

付けてあげます

ヨンはネックレスを取り
ウンスの背後にまわりネックレスを
付けてあげた
華奢なウンスの鎖骨にしっくり馴染み
とても上品に見えていた



>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

皆様こんにちは

いつもお寄り下さりありがとうございます

昨日は更新をお休みさせて頂き
ありがとう御座いました

また本日より宜しくお願いします


ブログ村からの投稿が出来ず
本日はこちらから



でんべ