身に纏い緊張した様子でウォルの実家前に佇んでいる
ふぅ～
深呼吸をし実家のインターホンを鳴らす
あ…トルベさん
待って居たかの様にタイミング良く
玄関の扉が開いた
どうぞ お入り下さい
古い造りだが趣がある建物のようだ
リビングに通されたが、そこには
腕を組みまるで睨む様に、トルベを
見つめる父親が座っていた
初めてお目に掛かります
トルベと言います
深々と頭を下げた
まあ座りなさい
はい お言葉に甘えて
話はウォルから聞いたが
君はいくつなんだね
26に成ります
そうか で君は仕事は警備を
しているとウォルに聞いたが
どうして硬い警衛を止めて
警備なんだね
それは・・・
理解されないだろうと
分かっては居ても、話すしかないと
思い全てを話した
・・・・・
暫く沈黙が流れてた
実はその話はウォルから
聞いていた
でも当家のご先祖様が、書き残した
書物の中に出てくる人物が、今実際に
存在するなど考えられないんが…
ウォルが勤めている診療所の先生だろう
チェ・ヨン大将軍は・・・
違います！魂を受け継いだ男です
言わば生まれ変わりなんです
トルベは必死に説明する
娘は嘘は付かないと思っている
君もその時代から続く家系と聞いたが
本当にそうなのか？
俺は先祖代々続いた家系を
大事にしているんでな
それなりの家系とでないと
娘はやれない
お父さん…失礼よ
ウォルは父親の物の考え方に
納得行かず食って掛かる
それに今時家系なんて関係ないわ…
それは分かってはいるんだ
でもなウォル分かっくれ
11代続いた家系を潰す訳には
行かないんだ…
父親はウォルの手を握りしめ
離さそうとはしない
私がお嫁に行くのと、アン家が
潰れるのと関係が有るの
あの…
トルベが問いかけても
全く聞こえていない
親なら娘の幸せが一番よね
ウォルも父親も一歩も退かない
お取り込み中すみません…
全く無視が続いていたトルベ
バシッ！
リビングのテーブルを叩いた
！！！
ウォルと父親の会話が止まった
当家は17代続いています
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同じ頃新築祝いの
ホームパーティーの準備が進んでいる
お母さんごめんね、手伝わせて
何言ってるの
貴女一人じゃあ大変でしょう
任せなさい…ふふ
母は優しい横顔を見せ、キッチンで
忙しく手を動かしている
ヨンと父とテマンはテーブルや椅子を
セッティングしていた
玄関が開く
ヨン 私だ
まぁ…お義母さん、夕方からなのに
随分早いんですね
まだ昼回った所ですよ
なに手伝いをな…
ウンス、これを・・
叔母はケースに入ったマッコリと
焼酎を差し入れてくれた
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皆様こんにちは
いつもお寄り下さり誠に
ありがとうございます
午前中は頭に虫が湧き
大変失礼致しました
私の話の中での主な登場人物に
付いての年齢ですが、実際ドラマで
設定されている年齢も調べましたが
ヨンとウンス以外は探せませんでした
それで主な登場人物の年齢を
設けたいと思います
ヨンとウンス 29歳
叔母様 56歳
ウンスの父親 59歳
母親 55歳
チャン先生 31歳
コン会長 55歳
ミン 25歳
ノグク 20歳
トルベ 26歳
ウォル 23歳
テマン 17歳
後は悪党は年齢不詳では駄目ですか？
こんな年齢に成ります
あくまで私の話の中の年齢です
宜しくお願い致します
でんべ
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