最近、営業関連の代表の方から良く耳にする事があります!
それは、現在勤めている従業員で独立を意識し、実際に社員数名を引き連れ独立したりする方が多いという事と、独立後失敗して元の鞘にも戻れずにいる方が多いという事です。
確かにそういう方は社内での成績も良く、実際に仕事が出来る人が多いらしいのです。
大抵の経営者の方はそういった場合、その元社員に対し〝怒り〟の念に駆られておりますが、僕は双方に〝もったいない〟と思わざるを得ません! 今回はそんな話をしてみたいと思います!

仕事が出来る人に限って(特に営業職種では)独立心が強い物ですが、自分で経営する事と営業が出来る事はイコールではないですよね! でも、会社で働いている時は営業や業務全般が出来る事で=(イコール)経営が出来る・・・と安易に結びつけてしまう方が多いですよね! 確かに自分で経営した方が利益率も良いし見入りも大きいメリットがありますが、営業以外にも経理や事務・モチベーションを上げたりメンタルコントロールをしたり全ての環境が整っていて初めて力を発揮できる事も事実なんです! しかし、目先に捕われている人現状の状態を自分1人の力と勘違いし、独立心だけが矢面に立ってしまう事が多々あります。
僕の会社では、営業から管理・経営指導までしてグループ企業に育てて皆で大きくなっていく事を目的に行っている為、目先に捕われる人は比較的少ないですが、他所の経営者(特に営業関連の会社)の方に聞くとかなり多いらしく実際に独立して会社を興し、間も無く倒産の憂き目を見る方が多い現状らしいです。
独立心を持って仕事をする事はとても素晴らしい事だと思いますが、会社の中で仕事が出来る=起業出来る力がある 訳ではありませんので、自他共に仕事が出来ると言われ起業を考えている方は一度冷静に公平な立場で自分の業績と実力を分析し現状の会社とも良い関係を作りながら独立を考えて見ては如何でしょうか?