~勸善遮惡偈~
(かんぜんしゃあくのげ)
朝暮の例時は
(ちょうぼのれいじは)
僧徒の行儀
(そっとのぎょうぎ)
上三宝に廻らし
(かみさんぼうにめぐらし)
下冥衆に施す
(しもみょうじゅうにほどこす)
宗塲を守らしめ
(しゅうじょうをまもらしめ)
人法を紹隆す
(にんぼうをしょうりゅうす)
他事に遑あって
(たじにいとまあって)
懈怠すべからず
(けだいすべからず)
説の如く勤行すれば
(せつのごとくごんぎょうすれば)
萬善を貫接す
(まんぜんのかんしょうす)
四恩の徳を報じ
(しおんのとくをほうじ)
六趣の生を濟う
(ろくしゅのしょうをすくう)
如来の言説は
(にょらいのごんぜった)
高からず下からず
(たかからずひくからず)
緩ならず急ならず
(かんならずきゅうならず)
その音和雅なり
(そのおんわげなり)
之を誦じ之を観ずる
(これをじゅしこれをかんずる)
速やかに悉地を成ず
(すみやかにしっぢをじょうず)
愚惡の僧徒
(ぐあくのそっと)
懈怠を好む者は
(けだいをこのむものは)
適々會座に列するとき
(たまたまえざにれっするとき)
早口を事と爲す
(はやくちをこととなす)
異曲の音を出し
(いきょくのおんのいだし)
哀歎の聲を作す
(あいたんのこえをなす)
多分に共ぜず
(たぶんにぐうぜず)
字句を脱落す
(じくをだつらくす)
闕支分と名づく
(けっしぶんとなづく)
是の如くの惡人は
(かくのごとくのあくにんな)
冥の加護なく
(みょうのかごなく)
悉地を成ぜず
(しっぢをじょうぜず)
常に災難を招く
(つねにさいなんのまねく)
其の處癈亡す
(そのところはいもうす)
彼の得失を見て
(かのとくしっとみて)
此の勸誡を示す
(このかんかいをしめす)
二三子の爲に
(にさんしのために)
十行の偈を結ぶ
(じゅうぎょうのげをむすぶ)
冀くは昨の非を改め
(ねがわくはさくのひをあらため)
明日の是を行い
(あしたのぜをおこない)
三寶を興隆し
(さんぽうをこうりゅうし)
二利を圓滿せよ
(にりをえんまんせよ)
早口にふれてあり、ふと思い出したが次の記事
真言宗と天台宗とではもちろん違いいますが、
在家なりに日々の勤行をなすに、
どちらが正しいのか困ってしまいますね…

