恵里は、小野田に会いに行った。
小野田は、
「久しぶりだね。古波蔵君。」
「はい。お久しぶりです。
私に何の用でしょうか？」
「そうだな。実は、学長とは幼なじみでね。
どんな手を使っても、犯人を見つけ出したい。
そこで、君に協力してほしいのだ。
君は、空手・柔道・ブラジリアン柔術・合気道と習っているんだろう。
それなら、学長を殺した犯人を君の力で捕まえるのだ。」
恵里は、間をおいた後
「何故、警察じゃなくて、私なんですか？」
「それは、君が優秀だからだ。
頭もいいし、武道にも長けててかつ看護大学の学生、これほどいい条件をもっている人間はそうはいないからな。」
そこまで、あの小野田が下手にでてくれている以上、恵里は断るわけにはいかなかった。
「わかりました。やります。
教授は、犯人の見当はついておられるんでしょうか？」
小野田は、難しい顔をしながら
「誰がやったかは、わからんが犯人の動機はわかる。
というよりは、それ以外の動機は、ありえないと言うべきか。
何せ私と違って、あいつは汚れていないからな。
あいつは、どんな時でも人を大事にする男だ。
善人の、代表のような男だからな。
だがあいつにも、悪夢が襲ったのさ。
それは、1ヶ月前の話しだ。
厚生労働大臣自らが、学長の前に現れた。
大臣の四宮先生は、言った。
あるところに、介護施設をたてるから協力するようにとな。
問題は、介護施設の場所だ。
そこの場所は、とてもじゃないが、介護施設をたてていい場所じゃなかったのさ。
もし、その場所に利用者を行かせたら命に関わるとそういうことだ。
それを、引き受けなければ西田の件の罪で看護大学を潰すとそう言われて断ることができなくなったとそういうわけだ。
だが、おそらく四宮先生の背後に強力なバックがいる。
四宮先生自身も、命令で動いただけだろう。
逆らえば、人生そのものが終わるからね。
巨大な権力の前では、人は無力だ。
もしあいつが、逆らった上で殺されたのなら、間違いなくプロに消されただろうから君に頼むようなことはしない、つまり犯人は、施設をたてることを反対してるやつの中にいるということだ。
これが、動機を持つ者のリストだ。
真実を君には、調べてほしい。」
そう言うと、小野田は恵里に頭を下げた。
そのリストの中には、何と小野田の姪の名前があった。
恵里は、真っ先に久美子と話しをした。
「あなたにはっきり聞いておく。
学長を、殺したのは貴女なの？」
「どうして私がそんなことを？」
「理由は二つ、まず一つ目が施設を作るのを中止させるため・もう一つが小野田の姪である貴女が捕まり、マスコミに自分が犯行をした証拠と手紙を送りつければ小野田の名声を落とすことができるから。
違う？」
久美子は、苦笑いしながら言った。
明らかに恵里は、自分をためすために言っているからである。
「なるほどね。私にも学長殺しの動機はあるってことか。
でも私じゃないよ。」
恵里は、笑いながら言った。
「知ってるよ。あなたは、犯行時間国代先生の病院で研修を受けてたみたいだからね。
だから犯人は、あなたじゃない。
私は、ホットしたよ。
あの男を潰すために、自分の人生を犠牲にしたって疑ってたから。」
「だから、私に真っ先に会いに来たわけだ。」
「そういうことだよ。
それと、あなたなら犯人の見当がついているんじゃないかなって。
じゃなきゃ、私にこの事件を解決するように言わないでしょ。
つまり犯人は、生徒の中にいる。」
「その通りだ。古波蔵恵里。」
そこに一人の男が、姿を現した。
「それをわかってしまった以上、お前達を殺す！」
男が、ナイフをもって恵里に向かってきた。
恵里は、間一髪かわしたもののそのまま転んでしまった。
そして男は、その瞬間を逃さずナイフで突き刺そうとしたのだが、恵里はナイフを蹴りとばして犯人を見事に捕まえた。
こいつの証言で、誰が犯人なのかが明らかになったのだ。
犯人は、警察に逮捕されて解決したかに見えたが、まだ解決していなかった。
何故なら、犯人の振りをしてただけだったからである。
しかし真犯人は、インターポールにすぐ逮捕された。
何故なら、この男は世界で指名手配をされている男で犯行をしやすくするために女に変装していたのだ、そして、男は、「古波蔵恵里を、ここに連れてこい。そうすれば全て話そう。」
こうして恵里は、犯人に会いに行ったのだった。
小野田は、
「久しぶりだね。古波蔵君。」
「はい。お久しぶりです。
私に何の用でしょうか？」
「そうだな。実は、学長とは幼なじみでね。
どんな手を使っても、犯人を見つけ出したい。
そこで、君に協力してほしいのだ。
君は、空手・柔道・ブラジリアン柔術・合気道と習っているんだろう。
それなら、学長を殺した犯人を君の力で捕まえるのだ。」
恵里は、間をおいた後
「何故、警察じゃなくて、私なんですか？」
「それは、君が優秀だからだ。
頭もいいし、武道にも長けててかつ看護大学の学生、これほどいい条件をもっている人間はそうはいないからな。」
そこまで、あの小野田が下手にでてくれている以上、恵里は断るわけにはいかなかった。
「わかりました。やります。
教授は、犯人の見当はついておられるんでしょうか？」
小野田は、難しい顔をしながら
「誰がやったかは、わからんが犯人の動機はわかる。
というよりは、それ以外の動機は、ありえないと言うべきか。
何せ私と違って、あいつは汚れていないからな。
あいつは、どんな時でも人を大事にする男だ。
善人の、代表のような男だからな。
だがあいつにも、悪夢が襲ったのさ。
それは、1ヶ月前の話しだ。
厚生労働大臣自らが、学長の前に現れた。
大臣の四宮先生は、言った。
あるところに、介護施設をたてるから協力するようにとな。
問題は、介護施設の場所だ。
そこの場所は、とてもじゃないが、介護施設をたてていい場所じゃなかったのさ。
もし、その場所に利用者を行かせたら命に関わるとそういうことだ。
それを、引き受けなければ西田の件の罪で看護大学を潰すとそう言われて断ることができなくなったとそういうわけだ。
だが、おそらく四宮先生の背後に強力なバックがいる。
四宮先生自身も、命令で動いただけだろう。
逆らえば、人生そのものが終わるからね。
巨大な権力の前では、人は無力だ。
もしあいつが、逆らった上で殺されたのなら、間違いなくプロに消されただろうから君に頼むようなことはしない、つまり犯人は、施設をたてることを反対してるやつの中にいるということだ。
これが、動機を持つ者のリストだ。
真実を君には、調べてほしい。」
そう言うと、小野田は恵里に頭を下げた。
そのリストの中には、何と小野田の姪の名前があった。
恵里は、真っ先に久美子と話しをした。
「あなたにはっきり聞いておく。
学長を、殺したのは貴女なの？」
「どうして私がそんなことを？」
「理由は二つ、まず一つ目が施設を作るのを中止させるため・もう一つが小野田の姪である貴女が捕まり、マスコミに自分が犯行をした証拠と手紙を送りつければ小野田の名声を落とすことができるから。
違う？」
久美子は、苦笑いしながら言った。
明らかに恵里は、自分をためすために言っているからである。
「なるほどね。私にも学長殺しの動機はあるってことか。
でも私じゃないよ。」
恵里は、笑いながら言った。
「知ってるよ。あなたは、犯行時間国代先生の病院で研修を受けてたみたいだからね。
だから犯人は、あなたじゃない。
私は、ホットしたよ。
あの男を潰すために、自分の人生を犠牲にしたって疑ってたから。」
「だから、私に真っ先に会いに来たわけだ。」
「そういうことだよ。
それと、あなたなら犯人の見当がついているんじゃないかなって。
じゃなきゃ、私にこの事件を解決するように言わないでしょ。
つまり犯人は、生徒の中にいる。」
「その通りだ。古波蔵恵里。」
そこに一人の男が、姿を現した。
「それをわかってしまった以上、お前達を殺す！」
男が、ナイフをもって恵里に向かってきた。
恵里は、間一髪かわしたもののそのまま転んでしまった。
そして男は、その瞬間を逃さずナイフで突き刺そうとしたのだが、恵里はナイフを蹴りとばして犯人を見事に捕まえた。
こいつの証言で、誰が犯人なのかが明らかになったのだ。
犯人は、警察に逮捕されて解決したかに見えたが、まだ解決していなかった。
何故なら、犯人の振りをしてただけだったからである。
しかし真犯人は、インターポールにすぐ逮捕された。
何故なら、この男は世界で指名手配をされている男で犯行をしやすくするために女に変装していたのだ、そして、男は、「古波蔵恵里を、ここに連れてこい。そうすれば全て話そう。」
こうして恵里は、犯人に会いに行ったのだった。