お久しぶりの投稿です

これまでも ブログに書きたいな💕と思うことが

いくつかあったのですが…

心の中で整理したら 書き出す前に

パチンッと弾けて 消えてしまいました😅

 

今回は,節目の記念に 今の思いを

残しておきたいと思います

 

視覚障害者同行援護の資格を取って5年

お仕事を始めて もう少しで5年を迎えます

 

その頃は事前研修もなく いきなり一人でガイド💦

行き先も初めて行く所なので もちろん数日前に下見

乗り換えに近い車両 エレベーターの場所 出口の番号など

メモを取りながら イメージして いざ本番へ💦

 

きっとガチガチで ガイドする側の肩が 上がってたのでしょう

利用者さんが私の腕を ポンポンと叩いて

そんな かとー(固く)ならんと〜☺️

一気に緊張がほぐれて お互いニッコリ💕

 

行く道も 乗り換えも 利用者さんの指示のお陰で 無事到着

どっちがガイドされてるのやら😅

初めてのお仕事は こんな感じでした

 

最初の頃は 

何か自分にできることはないか もっとこうしたら 便利なんじゃないかと

考えることが多かったのですが

経験を積んでいくうちに…

 

長い間ご自身が わかりやすい方法で工夫して 生活してこられたのを

私が かき乱してはいけないと 気付きました

 

もちろん 区別しにくい時や 必要に応じて

薬袋の角を折ったり 結び目を変えたり

その場でできる簡単な方法で お伝えしますが

 

自分は 目の代わりなんだ と言うことを忘れないで

やり過ぎず やらなさ過ぎず 

かゆい所に手が届くガイドを目指して

これからも 細く長く 続けて行きたいなぁと思っています😊

 

今日も無事 安全にガイドでき 喜んで頂けますように…

初めての利用者さんに入る時は 特に念入りに

神棚に手を合わせて行くぐらい 今もドキドキですが

帰り際に またお願いね〜💕 と言われると

心の中で やったね😁👍

 

このお仕事を通して たくさんの人と出会い 知らなかった場所に行き

美味しいものを食べたり いろんなお話を聞かせていただいたり

本当に 視野が広がりました

 

最近では ガイド先で 着物の着付けをする

まさかの 趣味と仕事のコラボも実現しました

おかげで着付けのお稽古にも 気合いが入ります💕

 

5年経っても まだまだ勉強中💦

先輩ガイドさんはもちろん 新人さんからも学ぶ所は いっぱい

皆さんの良い所をマネして 取り入れながら

常に アップデートしていきたいと 思っています😁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しゃぼんだまのように 浮かんだ気持ち

消えないうちに 綴っておこう・・・

 

持病があった母は あるとき

 

もうあかんかっても(=命の期限がわかっても)

言わんといてな 頑張る気力 なくなるから〜

 

と笑いながら 言ったことがある

思いもよらない言葉に 平然を装って

 

そうなん?わかったぁ と答えた

 

今のところ ではあるが 私は命の期限がわかったら

その日を迎える準備を しっかりしておきたいと

常々思っていたし 母の性格からも 同じ考えだと思っていたので

少し驚いた

 

しかし 死が身近に迫っている人間と 

そうでない人間とはやはり 違うだろう

 

だから私も 今のところ に しておく

 

母の呼吸が少し乱れ 呼吸器をつける前

 

先生が 好きなもの飲んでいいよ 言うてるけど

私もうあかんのかなぁ? と聞いてきた

 

その時 母の言葉がパッと浮かび

呼吸器つけたら しばらく飲めないから

今のうちに やって〜

 

今のうちに を強調した

とにかく 死が間近に迫ってることを

感じさせまいと 必死だった

 

娘も駆けつけていたが 休んで付き添うと

勘の良い母は 死が近いと思うので

普段通り 大学に行かせた 

 

また帰りに寄るわな と言う娘に

○○ちゃん 元気でね と声をかけていた

 

一番一緒に過ごした時間が多く 一番気にかけていた孫に

一番ちゃんと 最後のお別れを していたので

もう長くないのを この時点で 察していたのだろう

 

どんどん呼吸が早くなり 

ただただ 弟と二人で 見守るしかできない状態でも

 

死が近づいてることも 伝えず

言っときたいことがあるか も 聞けなかった

 

いや あえて聞かなかった という方が

正しいのかもしれない

 

私の身体のことを心配する 母の言葉が 

想像できたからだ 

 

最後の言葉で それを聞くと 

これから何をするときにも ブレーキがかかり

がんじがらめになる気が したから

聞きたくなかった

 

いよいよの時 を 告げていたら

母から どんな言葉をもらえてたのかな

と 思うこともあるけど

これで良かったんだ と自分を納得させる

 

疲れたときは 

いつもの会話の中で 話してた

 

あんた身体気いつけや〜

もともと弱いねんから

 

を 思い出すようにしている

 

遺言ではなく 思い出

 

最後の言葉

思いのほか 人の心に重くのしかかる

 

残された人への 希望や命令ではなく

 

ありがとう 元気でねラブラブ

 

そういう言葉で 人生を締めくくりたい。。。