山の恵みを頂く、けものごはん会に参加してきました。 | 3216[mizuiro]

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普段、どんなお肉を食べていますか?
 
あきえです。
 
 
私は牛肉は少し苦手なので
あまり好んでは食べませんが、
鶏・豚・牛・羊あたりが多いのでしょうか。
 
他に、ワニやカンガルーもあるかな?
 
 
 
祖父母が農家だったこともあり、
畑で育てて、育ったものを食べる。
庭では鶏を飼い、卵を貰って食べる。
子供のころはそんな生活でした。
 
 
大人になり、欲しいものは「育てる」から
「買う」に代わり、
それが悪いことでは決してないのだけれど
いつの間にか、「いただく」という気持ちが
薄れていたことにも気が付きませんでした。
 
 
「丁寧な生活」という
耳障りのいい言葉を選びながら
私は本当に「生活」出来ていたのだろうか…。
 
 
 
けものごはんの会は
山に生きる生き物のごはんです。
 
山で生きている生き物は
飼育されているものとは違い
人間の都合で手に入りません。
 
 
手に入ったものも個体差もあり
丁寧な下処理が必要になります。
 
そんな野生を感じる食材なのに
メニューは高級レストランのよう!
 
 
 
食事の前に提供された
桜の花茶。

 

器の影が三日月のような
陰陽のような。
 
 
桜の花の香りと、かすかな塩味で
お腹にご飯が入る準備をします。
 
外は雨。
空気までも綺麗になっていきます。
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
お料理の味の評価を書こうかとも思いましたが
なんだか陳腐な言葉しか出てこなくて止めました。
 
美味しいとか、滋味深い味とか
そんな表面の言葉じゃなくて
一番はシェフの食に対する愛情や
食材を提供してくれたマタギの猪俣さんや
燻製の師匠(笑)の存在があってこそだし
あの空間で頂くことに意味があったから。
 
 
 
 
みなさんお料理が提供されると写真撮影!

 

 

 
 
 
お料理を提供してくださったシェフとの2ショット 笑

 

 

一般家庭のキッチンくらいの広さで
一般家庭では出ないお料理が作られます。
 
魔法のキッチンだわ。
 
慌ただしく動く背中を追いながら
やっと2ショット撮れました 笑
 
 

 

 

白髪頭でメガネ。

マタギの猪俣さん

 

すっかりお爺ちゃんだわ。
 
このお爺ちゃんが山の中を、斜面を、歩いています。
 
 
 
食後の苺大福

 

 

 

 

桜の葉が刻んで混ぜられた桜餡。
 
桜で始まり
桜で終わるメニューでした。
 
けもののご飯は
命を頂くことを考えていました。
 
美味しいご飯になった命は
私の血となり肉となり
私が生かされていきます。
 
 
美味しいんだけれど
単に美味しいだけじゃなくて…
正直、最後の苺大福でホッとしました。
 
命を考えるのは
時々、すごく辛くなるね。
 
 

 

 

大好きな猪俣さん!
 
あぁ、お爺ちゃんだわ 笑
 
 
お肉を美味しく食べるために
肉が傷つかない場所を撃ち
なるべく早くお肉を冷やしてあげるのだそう。
 
そうやってお肉を美味しく食べる事が
生き物に対しての礼儀なのだと
お話していたのが印象的でした。
 
 
 

 

 

ちょっと分かりにくいけど、
シェフと猪俣さんに
ニホンミツバチのブローチをプレゼントしてきました。
 
めっちゃ喜んでもらえて良かった♪
 
 
美味しいごはん。
素敵な出会いと気持ちのいい空間を
ありがとうございます。
 
 
 
野生鳥獣はエリアによっては自家消費も控えるように
指示が出ています。
 
また、出荷制限が制限されています。
 
今回いただいたエリアでは出荷制限はかかっていますが
基準値を超える検体は0です。
 
自己責任での自家消費になります。