古い建物も、
美術館も大好き♡
あきえです。
そんな大好物がコラボしたような展示が
会津若松市にある福西本店で開催されました。
福西本店は
かつて豪商だった住宅兼店舗を一般開放している場所で
入館料が￥３００かかりますが、
払った方が良いくらい、古き良き日本の
贅を尽くした住宅を存分に楽しめます。
かなり贅沢な作りになっているので
写真を撮りたくなりますが、
管内では撮影禁止なので
今回の展示品の１つで撮影可能な
お雛様をパチリ
このお雛様も相当古いものらしく、
最低でも２５０年以上前のものだそうです。
福西家が代々受け継いできたもので
おそらく２代目か３代目あたりの品だそうです。
とても大切にされてきたお雛様で、
戊辰戦争の際にもこの雛人形を持って逃げた程だそうです。
木彫りの雛人形には、思わずため息が出る
極小のビーズで作られた飾りのついた冠をつけていて
そのほほえみは本当に穏やかなものです。
思わず見とれる、美しいお雛様です。
雪が無いので今一つ足りませんが
今なら雪吊りを見ることもできます。
この写真にある動物が隠れているのですが、分かりますか？
ヒントは岩でできています。
正解は画面中央から下の方に
向かい合う獅子だそうです。
上の獅子が親で、
下の獅子が子供だそうです。
向かい合う獅子の石像を
私はオットセイに見えたということは
内緒にしておきましょう。
この福西本店に入ったのは今回２回目でしたが、
何度も足を運びたくなるほど、
素晴らしい建物です。
隅々まで贅を尽くして、今は見ることが出来ない貴重な技術の数々に
ため息が止まりません。
しかも、「豪商とはいえ…家だよね？」と
思わず言いたくなる階段の多さ！！！
そして、離れの多さ！！！
廊下に使われる板の１枚にだって
相当な贅沢な材料を使われています。
是非、機会があれば足を運んでみてくださいね。