初めて
会津木綿の織元を見学に行った時の事を
今でも本当によく覚えています。
沢山の糸が、
映画か何かのように
何本も何本も
ヒューーーーーっと流れていって
絶え間ない
カシャンカシャンという
乾いた音と共に
織られていました。
私がもしも
触れてしまったら
壊してしまう。
本当に、その緊張感と
ただ、ただ
布が織り上がるのを見て
感動しました。
それから会津木綿の魅力にハマり
ほんの小さな端切れすら
捨てられなくなりました。
*
小さな端切れの中から
可愛い布や
少し珍しい布を引っ張り出して
くるみボタンを作りました。
チェックの柄はお気に入りで
2個も作っちゃった 笑
上の段のピンクや
下の段の真ん中は
これで使い切りです。
特に、下の段の真ん中の布は
ちょっぴりデニムと帆布を
思わせるような色合いで
お気に入りでした。
これから、裏面を本革で始末して
ヘアピンよ金具を付けます。
おひとつ¥300で販売予定です。
作っています。
ぷくっと丸い形が本当に可愛いです。
布の裁ち方や
くるみボタンを作る時の金具のハメ方で
柄の出方が変わっていく様子も
本当に楽しいのです。