死ねばいいのに
という、京極夏彦の本を
読み終わった
あきえです
死ね！
ゲームでエキサイトしている子ども達が、思わず口に出すのを
聞いた事があります
不愉快で
思わず眉をひそめたくなります
場合によっては注意します
おそらく、この本はそんな軽々しく死を口にする人達に対しての揶揄を含むのかな…と
少し期待を込めて読み終わりました
死ねばいいのに
嫌な先生
嫌な同級生
嫌な同僚
嫌な上司
嫌な隣人
思わず思ってしまったり
口に出す事もあるかもしれません
でも、本当に死んでしまったら？
小学生の娘が
学校の同級生同士の会話で聞くそうです
本当にお友達なのよ？
単に、同級生ってだけじゃなくてね。本当にお友達なの。
なのに、「死ね」なんて言うのよ。本当に死んじゃったら嫌なくせに。
娘のこの言葉が
本当にそうだなって思うのです
本当に死んじゃったら
嫌でしょう？
悲しいでしょう？
だから、「死ねばいいのに」なんて言っちゃいけないって
生きてる時に気が付かなくちゃ
そして、死が勝手に訪れるのではなく、自分の手によって下したものなら…
どれだけ気分が悪いでしょう
本当に望んでいない死
例えば自死
例えば事故
自分のひと言がキッカケなら…？
それでも、
死ねばいいのにって
口から出すかしら
言っても「死なない」なんて
思ってるのかしら
