仲間発見!! | 独り言。時々暴走。

仲間発見!!

銀魂好き同盟を結んだ友人A,Bを含め複数の人と会って喋っていたら、「何か面白いギャグ漫画知らない?」と聞かれた平野。




……平野に、マンガの話を振るなぁぁ!!


と一瞬思ってしまいました。






平野は、一つのマンガにハマると、他が見えなくなる子なのです。




でも、スラダンとか幽白とか、一時期めっちゃハマったはずなのに、記憶の底に沈んでしまったマンガが多く…。






のめり込む時は一つのマンガにのめり込み他のマンガに見向きもしないくせに、新しいものにのめり込み始めると他の作品を忘れてしまう。


この二つの要因が合わさると…。




語れるようなマンガが片手で数えられる程度しか残らない、という現象が起きるわけで…orz








こんなヤツがオススメ出来るマンガは、必然的に限られてくるのですが…。






周りの友人らが次々とオススメのマンガを挙げていくから、名前だけ知っているマンガや自分の数少ないオススメ候補も先に言われていく形となって、完全に平野は口を開くタイミングを逃してしまいました。





でも。






一通り皆からオススメの本が出揃っても、イマイチな反応しか示さない彼女。


「うーん…。どれもこれも、1巻だけとか1話だけとか拾い読みしたヤツばっかりなんだよね…」






10タイトル以上挙がっていたのに、全てチェック済みの彼女が凄いなと感心していた平野。





…ん?


待てよ?



もしかすると…。




平野が好きなマンガで、まだ話題に上がっていないものが、ある!!




話題が別のものに切り替わる前にとマンガのタイトルを口にしてみました。






「じゃあさ、『ハイスクール!奇面組』とか『パタリロ!』とかって読んだこと、ある?かなり昔の作品だけど、オススメだよ」


「ホント?!今度読んでみるねありがとー」


周りにいた子達が、へー面白いんだ今度チェックしてみようといった顔をしている中…。






「…アスカ。仲間!!」


いきなり、友人Bに両手を握りしめられブンブンと腕を上下に振られました。


「…へ?」


「私も『パタリロ!』好きなの!」


「ホントに?!」






二人でぴょんぴょん跳ねながら同志がいたことを喜びあい、たまねぎ何号が好きだの黒たまねぎィィ!!だのバン様ァァ!!だのパタコランかわゆすだの内容のわからない人が聞けば何の事だかわからないトークを繰り広げていました。




周りがかなりポカンとした表情で見ている中、友人Aが一言。

「アスカもBも、歳いくつ?」


周りの子達も、同じようなことを思っていたようで…。


「確実に10コはサバ読んでるでしょ」

「本当は80年代生まれなんかじゃないんでしょ」

などと笑いながらつついてくる始末。






高校の時も、好きなマンガの話になる度に年齢詐称疑惑を持たれていた平野。


叔父さんや母など親世代から譲り受けたマンガの中に前述の2シリーズが入っていたからハマったわけで。

平野にマンガをくれた人の年代が上の方だから、仕方ないかなと割り切っていますが…。



平野自身は、『パタリロ!』に関しては、逆に何で知らない人が多いんだろうと疑問を持っています。


少女マンガの中で最長の連載記録を持つ、未だに終わっていないマンガですよ?


それに、TVアニメの初回放送を観ている人は年齢がもっと上なのでしょうが、20代で再放送を見たことある人は少なくないはずと信じているのですが…。

平野がリアルタイムで見た再放送は、『一休さん』の次の枠、夕方4時とかその辺の時間帯にやってましたよ?


[今となってはそんな健全な時間帯に薔薇の花を飛び散らせる(バン様等が美少年たちに…手を出す)シーンが毎回あるようなアニメを放送していた、当時のテレビ局に賛辞を贈りたい気分です。そして何も知らないながらも普通にその放送を見ていた自分にも…「グッジョブ」と言いたいです笑]



まあ、もしかしたら関西地方だけで放送していたのかもしれないので、(関東でずっと生きてきた友人が多いこともあり)深く追及はしませんけれど。




平野が20代に見えないとのたまうのは別に構いませんが…。




これだけは言わせてほしいです。







平野は確かに20代です!!




たとえ80年代にTVアニメの放送があった作品について熱く語れようとも、「うしろゆびさされ組」や「パタリロ音頭」を振付つきで歌えようとも、20代のおなごとは思えない,生きる年代を間違ったようなシュミに走っていても…。


1980年代にこの世に生を受けたことは間違っていませんから!!




いいさ。


この作品をわかってくれているお友達が新しく見つかったから。


高校の時もそうだったけれど、片手で数えられる程度しかいない数少ない同志たちと話しているだけで楽しい気分になれるから。



同志が見つかるって、かなり嬉しいと思う、オタクでありました。