六群比丘尼 ( ろくぐんびくに )

 

 

サンガとは、ブッダに帰依する出家修行者と、在俗信者のことで、その意味は ( 集い ) と

いうくらいの意味である。

 

ブッダのもとには、続々と人々が集まって来た。 そうなると、偉大で優秀な弟子ばかりで

なく、たちの悪い出家修行者もいたのである。

比丘とは ( 男性出家修行者 )、 比丘尼 ( びくに ) とは女性の出家修行者のことで、一部では

悪さばかりする比丘尼たちがいた。 これを、六群比丘尼という。

 

ある時、真面目な比丘が修行していると、六群比丘尼たちがやって来て、比丘に卑猥な

言葉をなげかけて笑いものにした。 彼がそれを無視して修行を続けていると、今度は

衣をめくって、ふとももを見せた。 なおも無視して修行していると、今度は胸の乳房を

見せた。 なおも無視して修行を続けていると、ついには 性器までさらけ出したと仏典に

書いてある。

 

それを見ていた他の比丘が、そのありさまを ブッダに報告した。 ブッダはすぐさま修行者

を集め、「 今後、このような事をする比丘尼がいたら、教えを請われても、もう教えなくても

よい。」、と告げられたのだった。

 

普通、こんな事をした比丘尼は、サンガ追放だろうと思われるが、ブッダの寛容さを ここに

見ることができる。

 

 

 

 

 

 

 

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