ブッダの言葉 ( 2 )

 

 

徳行と見識とをそなえ、法にしたがって生き、真実を語り、自分のなすべきことを行う

人は、人々から愛される。

 

久しく旅に出ていた人が遠方から無事に帰って来たならば、親戚・友人・親友たちは

かれが帰って来たのを祝う。

そのように善いことをしてこの世からあの世に行った人を善行が迎え受ける。

ーー 親族が愛する人が帰って来たのを迎え受けるように。

 

誠あり、徳あり、慈しみがあって、害わず、つつしみあり、みずからととのえ、汚れを除き、

気をつけている人こそ、「 長老 」、と呼ばれる。

 

世に母を敬う事は楽しい。 また父を敬うことは楽しい。 世に修行者を敬うことは楽しい。

世にバラモンを敬うことは楽しい。

 

みずから悪をなすならば、みずから汚れ、みずから悪をなさないならば、みずから清まる。

浄いのも浄くないのも、各自のことがらである。

 

修行者よ。 この舟から水を汲み出せ。 汝が水を汲み出したならば、舟は軽やかに

やすやすと進むであろう。 貪りと怒りとを断ったならば、汝はニルヴァーナ ( 安らぎ )

におもむくであろう。

 

その行いが親切であれ。 何ものでもわかち合え。 善い事を実行せよ。

そうすれば、喜びにみち、苦悩を滅するであろう。

 

バラモンよ。 流れを断て。 勇敢であれ。 諸々の欲望を去れ。 諸々の現象の消滅を

知って、作られざるもの ( 安らぎ ) を知る者であれ。

 

 

 

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