市議のマイナカード偽造しスマホ機種変 詐欺などの容疑で39歳逮捕
というニュース(毎日新聞)が報じられました。
https://mainichi.jp/articles/20240628/k00/00m/040/325000c

携帯電話販売店で、偽造した他人名義のマイナカードを示し機種変更を申し込んで騙し取ったそうです。どうやらSIMスワップ詐欺という名前の付いた手口らしい。

このSIMスワップ詐欺がどんな手法か調べてみた。

犯人は被害者の個人情報を調べ上げて被害者になりすました上で「SIMを紛失した」からSIMを再発行して欲しい、と言って被害者のSIM(つまりは電話番号)を乗っ取るようです。

今回、携帯電話販売店側は犯人が提示した偽造マイナカードに騙されて、犯人にSIMを発行してしまったようですが、ここで疑問が一つ。

「SIMを紛失した」という嘘はそのSIMの持つ電話番号に電話をかければ簡単にわかると思うのですが、なぜそのような確認をしないのでしょう?

本当に紛失したならその電話番号に対して電話をかけても着信はしませんが、今回の事件の場合は電話をかければ事件の被害者が持つスマホが鳴ったはず。

 

(仮にスマホごと紛失したなら着信した上で、そのスマホを持っている人と会話ができますから、紛失したと言っている人が正しいのか、スマホを持っている人が正しいのか、確認する糸口はつかめます)

 

なぜそんな簡単な確認作業ができないの?

バカなの?
と思ってしまった。