「一度手にしたら、霊的知識はいくら人にあげても減ることはありませんが、地上の富は、人にあげればそれだけ減ります。そこに霊的財産と物的財産の違いがあります。
物的財産はいくら貯めても、それを永久に所持することはできません。地上に生きている間だけの管理人であり預かり人であるに過ぎません。失うことがあります。盗まれることがあります。価値が下がることがあります。色あせてきます。美しさを失います。いずれにしても、いつまでも自分のものではあり得ないのです。
それに引きかえ霊的財産は、いったん手にしたら永遠に失うことはありません。」
『シルバーバーチの霊訓』(11)P.128/L6~LB2
霊的なことに無関心無縁な生き方をしているうちは、霊的財産の価値はわかりません。
その価値がわかる人は、すでに永遠の宝を手にできた幸福な人です。