シルバーバーチの教えとともに

シルバーバーチの教えとともに

苦悩も悲しみ、人それぞれにあります。
それらには意味があり原因があります。
知ることで救われます。知識は大切です。知識は武器です。

シルバーバーチが教えてくれます。
「地上を旅する者であれ、地上の住人になるなかれ」

「人間は生き続けます。
地上で永遠に、という意味ではありません。
地上的存在に不滅ということは有り得ないのです。
物的なものには、その役割を終えるべき時期というものが定められております。
分解して元の成分に戻っていきます。
大自然の摂理の一環として物的身体はそのパターンに従います。
が、あなたそのものは存在し続けます。生き続けたくないと思っても生き続けます。
自然の摂理で、あなたという霊的存在は生き続けるのです」

『シルバーバーチの霊訓』(10)P.20/LB5~LB1


肉体に終わりがあっても私たちに終わりはありません。
肉体の死の後も霊の世界での生活があり、そこで進化向上していきます。
自分自身が進化向上していくと同時に自分を取巻く環境も変わっていきます。
それが永遠に続きます。
地上にいる今も自分の未来の環境を築きつつあります。

「もしも私の説く真理を聞くことによって楽な人生を送れるようになったとしたら、それは私が神から授かった使命に背いたことになります。
私どもは人生の悩みや苦しみを避けて通る方法をお教えしているのではありません。
それに敢然と対ち向かい、それを克服し、そしていっそう力強い人間となってくださることが私どもの真の目的なのです」

『シルバーバーチの霊訓』(1)P.52/1~5

霊的真理に出会ったということは、それなりの苦難や苦悩を抱えてきたはずです。
霊的真理をもっと知りたいと思ったということは、自分を救ってくれると期待したはずです。
霊的真理を得心できたということは、大きな喜びに心が満たされたはずです。

しかし、どれほど学んでも霊的真理は深くすべてを理解できません。
たとえ理解できたからといって地上人生が楽に過ごせることはありません。
私たちから苦しみがなくなることはありません。

手にできた霊的真理を日常生活で実践する努力を続けることで強くなっていきます。
強くなれば今まで辛いと思っていたことが、苦痛でなくなります。
同じ事が起こっても、もう辛いとは思わなくなります。
それこそが霊的成長です。

そこにまで至る道は遠く厳しいですが、
素晴らしいと思いませんか…。

「みなさんは永遠の生命の道を行く旅人です。今生きておられる地上生活は、その永遠の旅の、実に短い旅程にすぎません。これから先、まだまだ長い長い進化の旅が待ち受けているのです。ですから、その旅にそなえて知識を蓄え、いかなる難路でもしのげるように旅支度を強化しておく方がいいに決まっています」
『スピリチュアル・メッセージ』P.235/9~LB4

地上世界での体験はすべて霊界での生活のための準備です。
この世的なものばかり求め蓄えても、霊界では何の役にも立ちません。
地上世界では、贅沢な暮らしを羨ましがり、地位や名声や名誉を手に入れた人を立派だと思いますが、霊界ではそんなものを誰も評価してくれません。

地上人生の間のたった数十年しか価値を持たないものを求めても、いずれは無駄だったと気づきます。

なぜ、今こうしてこの地上に生きているのか。
地上世界と霊界の違いは何か。
死んだ人たちは今どうしているのか。
永遠の旅をする死後とはどんな世界なのか。
神とはどんな存在なのか。

こういった知識は、地上生活においても霊界においても役に立つものです。
永遠に価値があるものです。
それが霊的真理です。



「あなた方は霊をたずさえた身体ではありません。身体をたずさえた霊なのです。本当のあなたは鏡に映る容姿ではありません。それは霊が地上で自我を表現するための物的な道具、複雑な機械にすぎません。霊は物質に勝ります。霊が王様であり、物質は召使です」
『シルバーバーチの霊訓(10)』 P.32/L6~L8

現実に肉体を持って物質しか認識できない私たちには、実感することはとても難しいことです。
鏡に映る容姿が本当の自分でないのと同様に、自分の目に映るこの物質(地上)世界も本物ではありません。

「あなたがた地上に人間には霊の世界の真実の相(すがた)は想像できません。私がどう伝えても、それより遥かに実在性の感じられる世界なのです」
『シルバーバーチの霊訓』(2)P.8/8~9

「私たちの世界こそ実在であり、あなた方の世界は実在ではありません。そのことは地上という惑星を離れるまでは理解できないことでしょう」
『シルバーバーチの霊訓』(2)P.123/9~10


これが真実だと受け入れられた人は幸せです。
私たちは死後、霊界で本当の自分を知ることができます。

地位や名声、財産、容姿、人種、地上で人間を区別するものは霊界では全く関係ありません。
唯一、人間を区別するものは霊性だけです。

私は一体どんな人間なのか…
肉体を棄てたあとにわかります。



「世界中の図書館の本を全部読んでも、それだけでは進歩は得られません。それを体験によって強化しないといけません。つまり霊的成長が得られるか否かは、人生体験にどう対応するかに掛かっています。そこに、地上に生をうけた、そもそもの意義があるのです」
『新たなる啓示』 P.134/L2~L5

どれだけシルバーバーチの言葉を暗記しても、霊的成長はできません。

知識はないよりあった方がいいです。
しかし、それは活用してこそ意味があります。
知識を得たなら、それを日常生活に活かさなければ“宝の持ち腐れ”です。

「霊的真理は単なる知識として記憶しているというだけでは理解したことになりません。実生活の場で真剣に体験して、初めてそれを理解するための魂の準備が出来上がります」
『シルバーバーチの霊訓』(1)P.63/11~13

この地上世界で体験することにどう対処すればいいのかを、霊的視点で示したのが霊的真理です。
シルバーバーチは、私たちが目標とする生き方を示してくれました。
シルバーバーチや霊界の方々の願いは、私たちの霊的真理の実践です。

日常生活の中で霊的真理を実践していくことで、失うことのない宝を手にすることができます。
地上へ誕生してきた本来の目的を果たすことができるのです。