こんにちは。ピグエモンです。

 

第1回テーマは「股関節形成不全」です。

 

子育てに奮闘中のママさんパパさん

 

赤ちゃんの足の開き方のバランスがおかしいぞ

 

と感じたことはありませんか?

 

もしかしたら、怖い病気が隠れているかもしれません。

 

股関節形成不全とは

 

乳児期や幼児期に股関節が関節内で脱臼してしまうことです。

 

大人だったら痛いと症状を伝えることが出来ますが

 

言葉を話せない赤ちゃんのは伝えることが出来ません。

 

子供の異常に気付いてあげるのは親の責務です。

 

では、どういった症状が出るのか

 

特徴は3つあります。

 

一つ目は「開排制限」

 

開排制限とはなんぞやというと

 

赤ちゃんを寝かせた時に膝を曲げて外側に開いていくと

 

途中で抵抗を感じる。開きにくい。ということです。

 

二つ目は「脚長差」

 

赤ちゃんを寝かせて膝を曲げた時

 

膝の高さに左右差が生じることです。

 

三つ目は「大腿皮膚溝の非対称」

 

つまり、足の付け根部分の皮膚のシワが左右非対称ということです

 

脱臼している側(悪い側)のシワの数が多い、深い、長いといった特徴が見られます

 

これらの特徴が一つでも見られる場合は

 

早めに整形外科に行って診断してもらうことをお勧めします。

 

診断が遅れて年長となった場合は治療が困難になるそうです。

 

装具療法を行いしっかり治療を行えば治る病気です。

 

また、この病気は出生後の発育過程での環境因子によって生じます。

 

具体的に言うとオムツカバーや抱き方にポイントがあります

 

新生児、乳児では股関節と膝が曲がった状態が自然な体位です。

 

ですから、なるべく股関節が開いた状態で抱っこしてあげることが大事です。

 

オムツカバーはバンドの幅が狭く股関節が十分に開ける状態にしてあげましょう。

 

以上ピグエモンの豆知識でした。