続き

そばで腹も満たされ、山寺駅から仙台駅までは爆睡してしまった。

東西線という地下鉄に乗ろうと入り口なは向かうと…

バスの運転手のおっちゃんが大きな声で、〝お城行きますよー！〟と言っている。

ギリギリでるーぷるというバスに滑り込む。このバスは仙台市内の有名どころの観光地を回るバス。広島のめいぷるーぷみたいな感じ。このバスで青葉城跡へ。もちろん護国神社にも行く。

バスで15分ほど揺られ、青葉城跡に到着。広い公園になっており敷地内には宮城県護国神社もある。

護国神社もだいぶ訪れているな。今回で宮城県が追加された。

浦安宮にもしっかり参拝した。

仙台城跡の碑は隅っこにひっそりと建っていた。近くには伊達政宗の神々しい像があったので誰もいなかったが、こういうのが結構好きだったりする。

まぁ、こっちも撮ったけどね。ザ•仙台って感じだ。

本丸跡に座って撮った写真が思いの外いい感じになった。

帰りは国際センター駅まで20分歩いた。これ行きはバスでよかった結構急な登りだけど、帰りは下りなので比較的楽。駅の前にあった像が可愛すぎて撮った写真。

さぁ、こっからが今回のハイライトだ…

本気出していく。

今回の仙台旅でどうしてもやりたかったこと。

『たんや善治郎で牛タン焼きを食べる』

これだ。絶対にやりたかったこと。

前回の仙台→松島では5時くらいに善治郎に到着。直ぐに待ちのチケットを取ったのだが、20組待ちくらいであった。新幹線の時間ギリギリまで粘ったが、結局10を切ったあたりで断念した。

リベンジである。

今回は更に1時間時間を用意した。これ以上早くきたら仙台の時間が取れなくて勿体無いくらいの時間を用意した。

待ちチケットをゲット！

今回も22組待ちである… 行けるか！？

前回同様、駅のドトールでアイスコーヒーを飲みながら待つ。

ここで嬉しい誤算が。

サクサクと数字が減っていくのである。

ドトールにいた時間は45分くらいだったが、結果としては10を切った。残りの待てる時間は1時間以上ある。

今回はいける！

このドトールで数字がどんどん減っていくのを待つ時間がめっちゃ楽しかった。5時くらいには出ようとしていたのだが、思いの外数字の減りが速かったので、さっとお土産を見ようとしたら残り2組に。電話がかかってきた。来たー！

早歩きで店舗に向かう。

ここであと2組が結構長かったがそんなことはどうでもいい。今回は間違いなくいける。187番を呼ばれるのを待つ時間はテンションマックス。

因みに俺が店舗に着いた時は67組待ちであった。驚愕の数字。閉店までに入りきれないと判断したのか途中で待ちは打ち切られた。

席はテーブルとカウンター両方空いていたが、カウンターをチョイス。調理風景を見ながら食欲を極限まであげる。

せっかくこうしてたどり着いたのだ。かなり贅沢をした。通常の牛タンではなく、上選極厚真中たん定食をチョイス。この待つ時間のワクワク感。堪らない。

来た！1ヶ月待った。

余りにも楽しみすぎて9切れから12切れに盛っている。サラダととろろを選べるが、俺は迷うことなくとろろをチョイス。麦飯にとろろぶっかけ飯にするのを想像しただけで牛タンが美味くなる。

この厚み。普通の牛タンを更に真中タンにして更に12切れだ。最高の贅沢。ここまで待ったんだ。今更値段なんてマジでどうでもいい。

美味すぎた…

最初の4切れで麦飯は無くなった。

何と麦飯はおかわりができる。もちろん頼んだ。牛タンが柔らかくて、しかも分厚くてジューシーで、肉の旨みが凄い。

あと脇役なのかもしれないが、辛子味噌が添えてあってこれがめちゃめちゃ美味い。牛タンと合いすぎる。いつも新幹線で食べている牛タン弁当にもこの辛子味噌が入っている。やっぱ考えられているんだなと思った。

もう当分牛タンはいいってくらいに牛タンを堪能できた。夢叶った！

〝仙台で牛タンをたらふく食べる〟

最高の旅の締めになった。

今回も相当に濃い1日になった。

東北二県を跨ぐ弾丸旅 2 仙台市内編