久しぶりの休み、朝から目が覚めたので少し遠出したくなった。

そうだ!コスモバルクが
帰ってきたんだった。
(コスモバルク9歳道営競馬所属)

怪我で引退となり今は日高の新冠明和のビッグレッドファームに功労馬として繋養されているのだ。

コスモバルクが北海道の星と言われていたのは大抵の中央競馬の馬は栗東か美浦の中央競馬の厩舎に所属をするのですが、バルクは北海道営競馬門別の所属で数々の中央競馬のレースに出走していたことがその所以。

中央のトレーニング設備の整った環境ではなく、更に中央のレースに出走するためにトライアルレースを勝ち、本当にご苦労様といいたい。
★Colemanの馬と映画とキャンプと美食★-2010040915060001.jpg〈生まれ故郷で〉
スタッフの方に聞いてみた。『何故種牡馬にならなかったのか?』と。。。
『どんな馬でも種牡馬にすることはできるがお金のかかる話しですし、ザグレブ(バルクの父)の血統で走ったのはバルクとコスモサンビームだけなんです。
国内であと一つ勝っていたらもしかすると変わってたかもしれません。』
かわいそうだけどザグレブの血統背景に魅力がないというのがほんとのとこなのだ。
それでなかなか引退させてもらえなかったのか?と
更に聞いてみた。

『それだけじゃないんです。岡田社長の思いの中に、引退しても種牡馬になれないバルクは功労馬としてここへ帰って来ても他の種牡馬達のように手を掛けてあげられない、だったら競走馬として少しでも長く走らせてあげてちゃんと手入れもして貰っていた方がバルクにとっては一番いいことだという考えがあったんです。馬に対する愛情なんです。』
たしかにバルクは9歳とは思えない毛づやと馬体のはり。

現役を引退して種牡馬になれる馬はほんの一握り。
よくて乗馬、ほとんどの馬たちは不明となるのです。走るために生まれ、生き残るためには勝ち続けなければならず、勝ち続けたもののみが血を残すことを許されるのがサラブレッド。

★Colemanの馬と映画とキャンプと美食★-2010040915060002.jpg〈コスモバルク〉

今までご苦労様でした。
広々とした放牧地にまだ少し戸惑っているかのようなコスモバルク。

また来よう

ビッグレッドファームをあとにしました。
今日は何ヵ月振りかで
19時過ぎに仕事を上がった。
先月の残業時間は90時間。もちろんサービス残業だけど。
今から1年4ヶ月前に
今の上司がやってきて
ライフバランスは一変した。確かに彼の言うことは王道、しかし無理を通せば必ず歪みが生じるとうこと。
何人もの有能な部下達が辞めていった。

その『彼』も4月一杯で異動になることに。
事前情報では3月一杯説があったので我々はやきもきさせられた。

あと一月辛抱すれば
重圧から解放される。
長い長い1ヶ月だ…
今日は久しぶりに映画を観ました。
『噂のモーガン夫妻』
です。
★Colemanの馬と映画とキャンプと美食★-2010040118430000.jpg

『ノッティングヒルの恋人』のヒュー・グラントと
『SAC』のサラ・ジェシカ・パーカー主演のラブコメです。封切られて結構経つんだけど、なかなか観ようと思わなかったんです。
ありがちなストーリーなんですが、王道は見ていて
安心します。
一昔前ならメグ・ライアンがコノテの映画によく出ていましたね。
そういゃあ最近見かけませんね。
話がそれましたが、
ハリウッドの王道ラブコメが好きな方にはオススメ!!
それにしても、サラ・ジェシカ・パーカーは45歳とは思えない若々しさですね。
★★★☆☆