今回は女子サッカーとは全く関係ない記事を書いてみます。
皆さん女子プロ野球が存在するのをご存知ですか？
私も存在を知っているだけでしたが、偶然ＴＶ放送を見ました。
率直な印象としてはかなりしっかり野球をしているというものです。
私は女子野球選手の数値能力は以前に雑誌で読んだことがあるので、草野球に毛が生えた程度なのかなと思っていたので驚きました。
ピッチャーはおじぎしないストレート（おじぎする場合もあり）を投げるし、きれいなダブルプレーはできるし、ファールフライを追ってフェンスに激突して負傷退場するし、深いショートゴロもノーバウンドで送球するなど少なくとも高校野球の地区予選３回戦くらいのレベルはあるというものでした。
しかし残念ながら観客席はガラガラ（おそらく観客は数百人）でした。きちんと広告宣伝活動をすれば、日本は野球の国ですから１０００人以上の観客動員はできるんじゃないかと思わせるレベルです。
百聞は一見にしかずだなあと改めて思わせる女子プロ野球のレベルでした。。。。。
明日からなでしこリーグカップが開幕します。
なでしこリーグ所属の１０チームをＡ、Ｂグループに分けて予選リーグを行いそれぞれの上位２チームが決勝トーナメントに進みます。
ちなみにグループ分けは以下のようになっています。
Ａグループ
・ＩＮＡＣ
・伊賀
・仙台
・岡山湯郷
・新潟
Ｂグループ
・ベレーザ
・千葉
・浦和
・吉備国大
・大阪高槻
奇しくもＡグループにリーグ戦の上位チーム、Ｂグループにリーグ戦の下位チームが集中しました。
今週末に行われる対戦カードは以下の通りです。
５月２５日（土）
・ＩＮＡＣ－仙台
・ベレーザ－吉備国大
５月２６日（日）
・浦和－大阪高槻
・岡山湯郷－伊賀
カップ戦は代表戦による中断期間をはさみながら、９月初旬まで約３か月続きます。
リーグ戦と比較すると注目度は下がってしまいがちですが、是非お近くのスタジアムに足を運んでみてください！！
なでしこジャパンの大野がフランスのリヨンに移籍してから半年ほどが経ちました。
それほど日本で報道されているわけではないので現在の大野についてご存知の方も多くないかもしれません。
実情として大野は現在リヨンで出場機会に恵まれていません。
そこで大野についてリヨンのレール監督が以下のようなコメントをしています。
・大野はサッカー選手としては素晴らしい実力を持っている、しかし。。。。。
・リヨンの環境になじんでおらず、チームメイトとのコミュニケーションも不足している。フランス語の習得もそれほど熱心ではない。
・（大野との比較対象として）大滝とラピノーはリヨンに入団後すぐにチームに溶け込んだ。サッカー以外でもフランスでの生活を楽しんでいる。
というわけで大野は試合に出場できないわけです。
リヨンはヨーロッパ随一の組織的なサッカーをするクラブです。ですからコンビネーションがとても大事なのですが、チームメイトとコミュニケーションがとれない大野は戦力にならないということになります。
大野自身が現状をどのように捉えているのかはわかりませんが、リヨンで成功したいのであれば今のままではダメです。まずはフランス語を習得して、監督やチームメイトに認めてもらう必要があるでしょう。
逆にリヨンで成功する必要はないと考えているのならば、日本にできるだけ早く帰ってきた方がいいでしょう。（現状を踏まえるとフランス以外でも海外で成功するのは難しいです）
と書いてみましたが今後どうするかは大野自身が決めればいいことです。ただしこのまま日本に帰ってくることになったらフランスでは負け犬になったという事実が残りますけど。。。。。
大阪高槻対岡山湯郷をなでしこＴＶで見てみました。
結果は皆さんご存知の通り３－０で岡山湯郷の勝利。
試合内容は岡山湯郷が優勢だったと思います。（特に後半はハーフコート気味）
この試合で注目したいのは大阪高槻、岡山湯郷共に今年これまで採用してきたプレスディフェンスではなく、ゾーンディフェンスで戦ったということです。
なぜプレスディフェンスからゾーンディフェンスに切り替えたのかは何となく想像できるのですが、両チーム共にゾーンディフェンスがはっきり言ってよろしくないです。
ゾーンディフェンスの基本はスペースを消す、もしくは意図的に空けたスペースで相手を囲い込むことですが、お互いにそれがほとんどできていませんでした。そのような中で地力に勝る岡山湯郷が快勝しました。
果たして今後大阪高槻、岡山湯郷共にゾーンディフェンスで戦っていくのでしょうか。。。。。
なでしこリーグの前半戦の各チームの簡単な数字をまとめて以下にランキング形式で書いてみます。
①得点ランキング
１：ＩＮＡＣ ３７点
２：ベレーザ １９点
３：岡山湯郷 １１点
３：新潟 １１点
５：伊賀 ９点
５：仙台 ９点
７：千葉 ７点
７：浦和 ７点
７：吉備国大 ７点
１０：大阪高槻 ４点
②シュート数ランキング
１：岡山湯郷 １２１本
２：ＩＮＡＣ １２０本
３：仙台 ９４本
４：ベレーザ ９３本
５：伊賀 ８９本
６：千葉 ８６本
７：浦和 ７６本
８：吉備国大 ７２本
９：新潟 ６３本
１０：大阪高槻 ５５本
③決定率ランキング
１：ＩＮＡＣ ３０．８３％
２：ベレーザ ２０．４３％
３：新潟 １７．４６％
４：伊賀 １０．１１％
５：吉備国大 ９．７２％
６：仙台 ９．５７％
７：浦和 ９．２１％
８：岡山湯郷 ９．０９％
９：千葉 ８．１３％
１０：大阪高槻 ７．２７％
④コーナーキック獲得数ランキング
１：岡山湯郷 ５８本
２：ベレーザ ４９本
３：伊賀 ４１本
４：千葉 ３８本
５：仙台 ３６本
６：ＩＮＡＣ ３３本
７：浦和 ３０本
８：新潟 ２７本
９：大阪高槻 ２０本
１０：吉備国大 １７本
⑤失点ランキング
１：伊賀 ４点
２：ＩＮＡＣ ５点
３：ベレーザ ６点
４：千葉 １０点
５：浦和 １２点
６：仙台 １３点
６：岡山湯郷 １３点
８：新潟 １５点
９：大阪高槻 ２１点
１０：吉備国大 ２２点
⑥被シュート数ランキング
１：伊賀 ５８本
２：新潟 ６１本
３：ＩＮＡＣ ６７本
４：ベレーザ ７５本
５：千葉 ８７本
６：仙台 ９１本
７：浦和 ９２本
８：岡山湯郷 ９３本
９：大阪高槻 １１７本
１０：吉備国大 １２６本
⑦失点率ランキング
１：伊賀 ６．８９％
２：ＩＮＡＣ ７．４６％
３：ベレーザ ８．００％
４：千葉 １１．４９％
５：浦和 １３．０４％
６：岡山湯郷 １３．９７％
７：仙台 １４．２８％
８：吉備国大 １７．４６％
９：大阪高槻 １７．９４％
１０：新潟 ２４．５９％
⑧イエローカード数ランキング（レッドカード含む）
１：岡山湯郷 ２枚
２：ＩＮＡＣ ３枚
２：浦和 ３枚
４：新潟 ４枚
５：ベレーザ ５枚
５：伊賀 ５枚
５：仙台 ５枚
８：吉備国大 ６枚
８：大阪高槻 ６枚
１０：千葉 ９枚
ということで少し考察してみると大体順位と相関関係が成り立ちますが面白いところとしては
・新潟の決定率の高さ
・新潟の失点率の高さ
・千葉のイエローカード数の多さ
ということが挙げられるかなと思います。
数字でみると新潟が一番不思議なチームかもしれませんね。。。。。
本日をもってなでしこリーグ前半戦が終了しました。
前半戦を終えての順位は以下の通りです。
１：ＩＮＡＣ ９勝０敗（２７）
２：ベレーザ ６勝１分２敗（１９）
３：伊賀 ４勝３分２敗（１５）
４：仙台 ４勝３分２敗（１５）
５：岡山湯郷 ４勝２分３敗（１４）
６：新潟 ３勝２分４敗（１１）
７：千葉 ２勝４分３敗（１０）
８：浦和 １勝２分６敗（５）
９：吉備国大 １勝２分６敗（５）
１０：大阪高槻 ０勝３分６敗（３） （）内の数字は勝ち点
早くもＩＮＡＣの独走状態になりかけていますね。サッカーのリーグ戦では逆転可能な勝ち点差は残り試合Ｘ１の勝ち点と言われているのでＩＮＡＣとベレーザ以外のチームは優勝の可能性はかなり低いと言えるでしょう。
ＩＮＡＣの１強状態といえるなでしこリーグですが、他チームの監督や選手が「ＩＮＡＣは勝てない相手じゃない」とよくコメントします。私自身もそう思いますがＩＮＡＣに勝つためには大前提の条件があると思っています。それはメンタル面で９０分間を通してＩＮＡＣを上回ることです。ＩＮＡＣのメンタルの強さは他チームのそれを遥かに凌駕しています。ほんの１秒でもＩＮＡＣに対してメンタルで負けるとやられてしまいます。ですからメンタル面でＩＮＡＣを上回らない限りいくら練習をして上手くなったとしても勝つことはかなり難しいと思います。（ＩＮＡＣから５人くらい選手を引き抜くチームが現れれば別ですけど）
リーグ戦で１強状態になってしまうと集客などに悪影響が出るので他チームには奮起してほしいですね。
残留争いですが浦和、吉備国大、大阪高槻の３チームにほぼ絞られたかなと思います。奇しくもこの３チームはカップ戦で同グループですね。得失点差で浦和が有利な状況ですけどどうなるでしょうか？また後半戦でこの３チームはドン引きで守って引き分けを狙ってくる可能性もあるので他のチームの順位に影響を与える可能性もあると思います。
今年は中断期間が約４か月もあるので後半戦はまたどうなるかはわかりません。大躍進するチームが現れるかもしれませんし、逆に大不振に陥るチームもあるかもしれません。
果たして最終結果はどうなるでしょうか。。。。。
明日、明後日となでしこリーグ第９節が開催されます。
対戦カードは以下の通りです。
５月１８日（土）
・吉備国大－ＩＮＡＣ
・大阪高槻－岡山湯郷
・千葉－新潟
・ベレーザ－仙台
５月１９日（日）
・伊賀－浦和
これでなでしこリーグは前半戦が終了し、カップ戦に突入します。熱い戦いを観戦するために是非お近くのスタジアムに足を運んでみてください！！
なでしこリーグ第８節が明日、明後日と開催されます。
対戦カードは以下の通りです。
５月１１日（土）
・吉備国大－岡山湯郷
・千葉－伊賀
５月１２日（日）
・仙台－浦和
・新潟－大阪高槻
・ＩＮＡＣ－ベレーザ
１１日は天候が良くないようですが、１２日は良いみたいなので是非お近くのスタジアムに足を運んでみてください！！
伊賀対吉備国大をなでしこＴＶで見てみました。
結果は皆さんご存知の通り４－０で伊賀の勝利。
試合内容は伊賀のワンサイドゲームという感じですね。
伊賀についてですが覚醒するのは早くても夏場以降だと思っていたのですが予想以上に早かったですね。ただしまだ雛形ができただけで細かい部分やバリエーションに関しては今後どんどん改善されていくでしょう。伊賀のサッカーを一言でいうならば「相手をだますサッカー」だと思います。具体的な事は伊賀ファンである私がブログ記事に書くわけにはいかないので、興味ある方は映像をよーくみていただいて伊賀のサッカーの秘密を紐解いてみてください。
吉備国大についてですが今回は相手が悪すぎました。きれいさっぱり忘れて気持ちを切り替えればいいでしょう。サッカー自体は確実にレベルアップしていると思います。
とにかく興味ある方はなでしこＴＶで映像を見てみてください。。。。。
明日、明後日となでしこリーグ第７節が開催されます。
対戦カードは以下の通りです。
５月４日（土）
・ベレーザ－千葉
・浦和－ＩＮＡＣ
５月５日(日）
・大阪高槻－仙台
・岡山湯郷－新潟
・伊賀－吉備国大
ＧＷで天候も良いので是非お近くのスタジアムに足を運んでください！！
