ドアを開けたら、目の前には段ボールの山だった。





ちょ、ちょっと母さん!?



『だから言ったでしょ?開けちゃダメだってあせる







…やだなぁあせるあせる




んで、どうしてこようと思ったの?



「だーかーら、花嫁修行だって!」




ありえん、ありえんぞ!



はぁあせるあせる


なんでこうなったんだろ…



そもそも、料理できるのか…?


あの不味いのを食べるのか?




実は、僕は8歳になる前に別の場所にいた。



そう、彼女のとなりの家だった。



その時、彼女の料理を一度だけ食べたことがある。




…10年前の記憶が、よみがえってしまった。








[続く]