モンテ園での教え。取り合いになったら… | 38の育児日記*4歳からの目指せ医学部!◆個性色々3人きょうだいの記録◆

天気が悪くない限りは

毎週モンテッソーリのこどもの家へ
通っています。
 
そこでの話です。
ちょっとしたトラブル発生。
色々と考えさせられましたので、
その時はイラっとしたので
書きませんでしたが、やはり記録を。
 
えー(T_T)という雰囲気は続きますが
最後は笑顔になれる話なので
暗い話ではないです!が、ちょっと長いです。
 
【現場】
BRIOのレールセットと列車14台
(コレは↓児童館の写真ですが、ほぼ同じ状態)
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【涼星】2歳7ヶ月
黒・黄・黄・赤の4つあれば満足。
他のは周りのみんなで分けてくれ!
なんなら欲しがっている子がいれば
4台は手に持ち、他のものを
わざわざ渡しに行くほど。
 
【男の子】3歳前後か?
とにかく長く並べたい。
 
【バトル勃発状況】
涼星がお気に入りの4台をレールから
わざと外して他のもので遊んでいた際
男の子が8台の電車に
落ちている4台をつけようとした時、
涼星それ見て慌てて走るも
2台持って行かれたと私へ訴える。
 
いやいや、あなた他の事で遊んでたやん。
置いてたら他の子もそりゃ遊ぶわ。
 
急に列車で遊びたくなった涼星。
残りの2台の黒・赤を握りしめ
「き、にだい(>へ<。)」と呟く。
 
まぁ、状況を見ると
男の子10台、涼星2台。
分けてもらってもいい気はする。
 
貸してって言ってみたら?
「ママ!ママ!(>へ<。)」
じゃあ一緒に言おうかと
男の子に2台でいいから
貸して欲しいと伝えてみた。
 
が、無理。
 
嫌なんだって。どうする?待つ?
他の所で遊ぶ?と聞くが
列車がいい、と。
 
そんな時、相手のお母さんも登場。
男の子の渡したくない理由は
「順番だから」というものであった。
 
ならば、
お兄ちゃん順番だって言ってるよ?
待てるなら一緒に待っていようか!
と涼星に提案。
 
「うん(T_T)」
と私の体をソファー代わりに
力が抜けたような姿勢で
ひたすら男の子をガン見(T_T)
 
1周…2周…
もう10分は超えてるよな。
バトル勃発からは20分超えてるし…。
 
おい!順番じゃないんかい!∑(゚Д゚)
ちょっと私の方が我慢できなく
なりまして、
 
○○くん、順番って言ってたから
この子待ってるんだよ?
全部じゃなくていいから
少し貸してくれないかな?
 
「いやだ!」
 
はぁー?!?!?!('ロ'('ロ'('ロ'('ロ' )!!!
 
そんな様子に気付いた先生が
相手のお母さんに言った言葉が
「お母さんはなんでこの子は
貸してあげられないんだなんて
思わなくていいのよ。
子供には子供の主張があるのだから」
 
・・・その時は男の子の言動もあり
正直イラっとしてしまいまして…
 
「すいませんが、貸さなくてもいい
という教えがあるようでしたら
質問させて頂きたいのですが、
息子は順番を待てば
代わってもらえると信じて
今も素直に何十分も待っています。
そしてまだ待つ気でいますが
そんな息子になんて声を掛ければ
よいのでしょうか(T_T)」
多分、顔は怒ってたと思います(^_^;)
じっと待ってる息子を見てると辛くなってきて
 
「お母さん、それはね、
そういうこともある。ということを
教えなくてはならないの」
 
・・・・・。(°_°)
 
ジャイアンに貸してと言っても
貸してもらえる訳がない。
そういうことか?
もうジャイアンの存在を分からせる
時期になっているのか。
 
その後、先生が直接
男の子に説得するも無理で、
先生が涼星に他のものを提案するも
やはり無理で
なんというか
2人とも意地と意地のぶつかり合い!
 
もう絶対負けるな!!!
 
と応援したくなるほど。
 
結局、バトル勃発後40分
男の子は列車を置いて
他の遊びへ居なくなりました。
 
「ママ!いい?」
いいよ!涼星の好きな列車
全部取っておいで∑d(≧▽≦*)
 
黄色2台を持って帰ってきました。
 
この日は列車バトルで
他の遊びは少ししかできなかったのに
帰ってから聞いてみたんです。
 
今日のこどもの家楽しかった?
 
「うん!でんしゃしたー!
ばんばん(順番)でったー!(*゚∀゚*)
涼ちゃん、おにいちゃん(๑¯◡¯๑)♡」
と。
 
どうやら列車で遊ぶ事以上に
順番を待てたことが、本人にとって
今までできなかったことがてきて
嬉しかったご様子。
確かに30分よく黙って待ったわ(^_^;)
 
現場では相手の男の子へも
何も言わないお母さんへも
理不尽なことをいう先生へも
全体的にイラっとしていたんです。
でも、涼星は怒ってなかったんです。
じっと自分との戦い。
僕はお兄ちゃんだから待てるんだ。
しっかり待って列車を手に入れるんだ
とでも思っていたのだろうか?
 
とにかく、私が怒るのは
可笑しな話だと思い知りました。
 
一番の反省として
「順番だって。待ってようね」と
余計な事は言わなかったらよかった。
先生にもケンカになった場合は
手足が出ない限りはお母さんは
参加しないことと言われました。
 
私が余計な事を言わなければ
相手がジャイアンだと気付き
待つことも止めて
他の遊びへ切り替えていたかも
しれない…
 
今後は遠くで見守りたいです。
 
悪く見えていた相手のお母さんも
きっとそれを知って
遠くから何も言わずに見守って
いたんでしょうね。
今なら理解できます。
 
 
この前、路面電車で
涼星が座っていた席を5秒立った隙に
おじいさんに取られました(^_^;)
 
「涼ちゃんのばしょ…(>へ<。)」
 
涼星が立ったからじゃん。と言うと
 
「ばんばん(順番)」
と言って静かに待っていました。
 
おじいさんが立った瞬間を見計らい
すかさず座り
「ばんばんでったー!おにいちゃん」
とまた言ってました( ´艸`)♡
 
なんと
あの経験は活かされている様だ!
 
ただし、この話をたぁさんにすると
なるほどね~と納得しましたが
独身同級生男子ににこの話をすると
そんな幼稚園には絶対入れたくない!
と怒っていました(笑)
 
教育方針は本当にそれぞれ。
大激怒する人もいるんですね(笑)
 
私はこどもの家の考え方が好きです。
 
私に頼らず一人で頑張る力を
身につけて欲しいものです。