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今日も昨日の記事のつづきです。


若干、おのろけチックで、
胃もたれするかもしれないです。






幸せな気分の中、
ふたりで手をつないでベンチに座ってる。



私「ねぇ、Sさん」


Sさん「はい」


私「私のどこを好きになってくれたんですか」


Sさん「全部です」



じっくり考えて返答すると思っていたので、
即答されてびっくりな私。


自分で聞いたくせに、
ものすごく恥ずかしくなって、
んでも、幸せな気分の方がずいぶんと勝ってしまって、
結局、



にや~り



と、やわらかくのばしたパン生地のような表情になってしまう私。



もう、何かハッピーすぎて、
ほんとは細かく聞いてやろうと思ってたのに、
聞けません。



へへへっ




Sさん「これからは、もう少したくさんメールとか電話とかしてもいいですか」


私「えっ! もちろんです。私もたくさんしたいです」


Sさん「じゃあ、たくさんしましょう」


私「でも、お仕事とか忙しいですよね」


Sさん「何とか時間空けます。空けたいんです」



・・・んまぁ! 


このまま私のカラダをバターのように溶かす気かしらん。




私「ねぇ、Sさん」


Sさん「はい」


私「私、彼女ですよね。Sさんの」


Sさん「そうですね。もう彼女です」


私「だったら仕事でキツい時とか、愚痴とか私にぶっつけてくださいね」


Sさん「いいんですか。長くなるかもしれませんよ」


私「いいです。私なんかよりお仕事大変なの分かってますから」


Sさん「じゃあ、そうしたくなったらそうします」


私「それとか、何かこう人づきあいとか、親とか、友達とか、将来のこととか、色んな事で悩みとかできたら、私にぶっつけてくださいね」


Sさん「それも長くなりそうだなぁ」


私「いいです。軽い気持ちで、何でも言っちゃってください。いい解決法は提案できないかもしれないけど、私なりに考えます。何でも言える人が近くにいると安心するでしょ」


Sさん「そうですね。安心します」




早くSさんの一番身近な存在になりたいなぁ。


とか、どんどん図々しい考えが進んでしまう私。


私の存在で、Sさんを飲みこんでしまいたいよっ。




私「ほんとに我慢しないで、何でも言ってくださいね」


Sさん「はい。我慢しないようにします」


私「それと、誰かに甘えたくなったら、私にしてくださいね」


Sさん「甘え?」


私「何かマイってる時とか、誰かに甘えたくなったりしません?」


Sさん「誰かに甘えたいかぁ・・・考えたことなかったなぁ。何となく」



何て、鉄人なのかしら。Sさんったら。

いや、甘えるのが下手な人なんだな、きっと。



私「つらい時とかは、言ってくれれば私がとんでいきますから。いつでも電話してくださいね」


Sさん「何だか、男女が逆転してる気がしますね」


私「いいんです。私、Sさんのそういう存在になりたいんです」


Sさん「じゃあ、会いたくなったら、すぐ電話します」


私「何時でも。夜中の3時でも。タクシーでとんでいきます」


Sさん「そんな無茶は言わないですよ、僕」


私「大丈夫。すぐにとんでいって、ぎゅっと手を握ってあげます。それに、頭だってなでてあげます」



他にも色々言葉が続きそうだったけど、
おいおい、初日でそれはまずいだろって感じのこととかも頭に浮かんで、
ここらへんでやめておきました。



文章じゃ伝わりにくいんだけど、
Sさんは私の話を聞いてくれている時の表情が、
とても穏やかで、
それが私の気持ちをあたたかくしてくれます。



私「ねぇ、Sさん。私、大抵のことは何だってしますけど、一つだけお願いがあるんです」


Sさん「何ですか?」


私「絶対、浮気だけはしないでくださいね」


Sさん「はい。しません」


私「私、たぶん衝撃に耐えられないと思うから」


Sさん「ずっと、○○さんを見てます」


私「絶対、絶対ですよ。私、理想の彼女になれるように、がんばりますから」


Sさん「別にがんばらなくても今のまんまで大丈夫ですよ」


私「いいえ、がんばります。もっといい女性になって、Sさんに好きになってもらいます」


Sさん「今より?」


私「はい。今より、もっともっともーっと」



Sさんが、うれしそうな顔をしてる。

私は、ふたりの顔が、
ちょっと近くなってるのに気付く。


Sさんのくちびるが、そこにある。



・・・でも、ダメだよ。初日なんだから。

私、がまん。




Sさん「もし、僕が浮気したらどうします?」



Sさんが、いたずらっぽい顔でそう聞く。


私は、「刺します」とすぐに答える。




Sさん「えっ。刺されちゃいますか、僕」


私「たぶん」


Sさん「絶対浮気しないです」


私「冗談ですよ」



そうやって返事したけど、どうだろ。


自分でも、どうなるか分かんない。怖いな、私。


でも、浮気されたら、
即、別れるだろうなぁ。


そして、二度とヨリは戻らないだろうなぁ。


Sさんの気持ちを失ったって考えるだけで、
もう、耐えきれそうにないもんなぁ。


まぁ、浮気のことはもういいや。
初日っから、そんなこと考えたくないしね。





その後、
ふたりで軽く1杯だけお酒を飲んでから家に帰りました。



やっと好きな人ができて、
やっとやっと彼女になることができました。


応援してくれたみなさま、
本当に本当にありがとうございました。


これからは、
「結婚」に向けて、すこ~しずつ歩きだそうと思いますが、
何と言っても、
男子と付き合うこと自体、
相当久しぶりなものですから、
もうちょと甘酸っぱい季節を楽しんでから、
結婚に向けてステップを踏んでいけたらなぁと思っています。


これからも、
もしよろしければお付き合いくださいませ。


(ある意味、ここからが本当の婚活かもしれません)



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