今週に入って春休みのお子様の姿が多く見られるようになりました。

小学生、中学生の子供達が楽しそうに釣りをしている姿はとっても嬉しいですね。

1匹釣る度にとっても嬉しそうな表情。

少ないお小遣いで買ったであろう数少ないルアーを持って、管理釣り場に来て釣りを楽しむ姿。

本来であれば、近くの川や湖、溜池で釣りをしてもいいのでしょうが、今は水辺は危険だから近付くなという風潮が強く、川で釣りをする子供の姿をほとんど見かけない時代になってしまいました。

子供の頃から自宅の裏の川で遊んでいた管理人にとっては寂しい限りです。

さて、そんな子供たちの釣りができる場所として管理釣り場は最適なのかもしれませんね。

しかし、管理釣り場といえど、少ないルアーでは簡単には釣れません。

子供達が買った数少ないルアー、安いタックルで釣りを楽しんで貰うためにはどうしたら良いのか？

そんな事を考えていると金にものを言わせルアーをたっふり買い込んで、釣れる魚は全部釣ってやるみたいな釣りをする事は止めて頂きたいなぁと思う管理人です。

もちろん、考えながら釣って1匹1匹に得るものがあるのなら100匹釣ってもいいと思います。

ロブルアーのしもきんさんの釣りは、しっかりと集中して棚や速度、カラー、動きと判断しながら渋い状況の中でも確実に釣っていくので、見ているこちらも感心してしまう釣りです。

また、ネオスタイルのネオさんは少し違って、釣れる楽しさを多くの方に知って貰う為に尽力されていますよね。

ですから、ネオスタイルのお客様は、管理釣り場で釣れなくて悩んでいた方が多く集まっています。

ネオさんも多くの方に釣りを楽しんで貰おうと頑張っておられるお一人です。

先日、数釣りは継続しないという記事を書きましたが、先日書いた様に、継続はしないので、沢山釣ることを目標とすると、釣りが楽しくなくなります。

同じルアーで釣れるからといって極度に釣り続けると次がなくなってしまうし、得るものがありません。

もし、100個のルアーで100匹釣れるなら、どうぞ数釣りして下さい。大概は1個のルアーパターンがはまった時しか100匹を超える事はないと思います。

毎回、同じルアーパターンで同じ様に釣っていると、それが効かなくなった時に釣れなくなってしまいます。

なので、作業的な数釣りは控えて頂きたいなぁ～と心の声が漏れてしまった管理人でした。

数釣りの極端な例を出すと、トラキンの放流直後の試合。前半は20分で15匹とか釣れるのに後半は2～3匹に極端に減ります。

かなり大量の魚を放流しても20分しかバンバン釣れる時間はないんです。

もう一つはペレットを撒きながら沢山釣ってもらったとすると、(20人×100匹=2000匹)、翌日ははとんどの魚が口を使ってしまっていて、全く釣れなくなります。

通常であれば(20人×30匹=600匹)程度ですので、翌日また600匹釣れても1200匹、さらに翌日600匹釣れても1800匹です。

釣れるからといって沢山釣れば、翌日は釣れなくなるものです。

さて、そんな訳で、多くの方に釣りを楽しんで貰うためにはどうしたら良いのかと日々考えている管理人です。

そうそう、村田基さんは、大きい魚1匹。

思い出、記憶に残る魚を釣ろうと言っていますよね。

数釣りとは真逆の考え方です。

私もどちらかというと、こちらの方が好きなのですが、大きい魚は高いし死んだ時のリスクも大きいし、なかなか実現しないのが現状です。

さて、雑談はこの辺にして、この記事を見ている方には、魚1匹を釣るまでのプロセスを楽しんで頂けたらなぁと思います。

トルネード投げれば釣れるのは解っているから、スプーンで釣りたいとか、そんなものでいいと思いますが、釣るまでのプロセスを楽しんで下さい。

簡単に釣れる魚は子供たちや初心者、女性などに釣れる様に残しておいてあげては如何でしょうか？

もし仮に、自分の子供を連れて来たときに、釣れない状況だったら、嫌ですよね⁉️

SDGSと同じで、持続可能なポンドの利用を考えると、多くの人に楽しんで貰えるかもしれませんね。

そうそう、ルアーの制限も、子供たちや初心者にも釣って楽しんで貰える様に緩くしてあります。

308は皆が釣りを楽しめる場所として存在したいなぁと思っております。

釣り方やルアーについて否定する事はありません。しかし、考えずに作業的に楽しくなさそうに釣る釣り方だけはして欲しくないなぁと思う次第です。

以上、管理人の独り言でした。

折角の休みの日の楽しい釣りですから、楽しく釣りましょう‼️

ポンドから見える桜も満開です。

クレソンも沢山ありますので、欲しい方は一声かけて収穫していって下さい。

多くの人に釣りを楽しんで貰いたい。