大学病院の通院をやめて
出産予定日が少しずつ
近ずくにつれ、私の不安がピークに達した

何がどう不安とも言いがたい
つかみようのない

思えば始めてのマタニティーライフを
楽しむ子ともなく毎日枕を濡らした

そんなある日

他人に弱音を吐くことが
大の苦手な私が

始めて会った
たまたま診察に当たった
女医さんに

思わず不安を遠回しに
語っている

察したその女医さんに
一喝された


「これから 赤ちゃんを 産んで
育てようとしている人が 何を
弱音を吐いているの」

目が覚めた

そうだ

私は、赤ちゃんを産むのだ

待望の赤ちゃんだ

私の赤ちゃんだ