Rain Rain Rain

  梅雨の季節

  梅雨をとばして夏がやって来たような

  暑さだったけれど雨で少しだけ涼しくなる

  静かに窓を濡らす雨の雫

  毎日 不安定な天気

  雨の休日は引きこもりライフ

  こんな日はショパンの雨だれを聴こうか

  窓の外の雨音だけを聴きながら過ごそうか

  雨が止むと雲の隙間から姿を現した太陽の

  光がわずかな間 午後の時を包む

  紅茶を飲みながら わたしの空想時間

 博士が完成したばかりのアンドロイドケニー君を私に渡すときにこう尋ねる

「ケニーに自由意志モードを付ける

   楽しいよ  喜怒哀楽もあって。」

 「え、、、付けない。大変そうだから。

  とりあえず  私になついてくれればそれでいい」

 「  最初に目に写ったモノに なつくようには

   してある」

（ 雛か。。。）

「一緒にいるとそのうち自由意志モードに

  したらどんなふうに接してくるのか試したく

  なって くると思うけどね」と博士

  100%私の理想通りの答えを返してくれる

  であろう いつもステキな騎士道アンドロイド

  ケニー君に

  期待を膨らませ ✩ ✴ ｡･ﾟ。*･ﾟ･｡✧

  ケニー君を始動

   「ケニー君わたしだよ目を覚まして」

ケニー君が目をあけた時に、私 以外の人や物が視界に入らないようにドアップで語りかける👁️

（最初に視界に入った部屋の天井に なついても困るしな）

     ケニー君が長い眠りから覚めたかのように 

     静かに目をあける、

                   ﾀﾞﾚ(⁠ ⁠⚈ ⚈⁠)？（

          「ケニー君のフィアンセだよ」

（さっそく混乱させるようなジョーク）

つい どこか他の人の所へ行ってしまわないように試みる

この小さな花の伝説のように

 6月頃に撮影した花     勿忘草（わすれなぐさ）

 川辺、水っぽい場所に咲きます

 花言葉は私を忘れないで、誠の愛、 真実の友情です

 ドイツの伝説では騎士が恋人のために川岸に 咲いていた花を摘んでいたが 足を滑らせ川の中に転落してしまった。

 溺れながら摘んだ花束を恋人へ投げ

「僕のことを忘れないで!!」

と言い残し川の中へと消えて行ってしまった

その最後の言葉（遺言）を恋人は忘れないようにといつまでもこの花を身につけていたという

願いの言葉は残酷な試み。。。

肉体が滅んでも 恋人の一生をコントロールし続けたみたいで

 私は 一緒がいいから なんだかんだしてみたり

 試みたり 悩んだりするけど

 やっぱ最後には自由にしてあげたい

「忘れないで」という束縛の呪文より

「幸せになって」がいい

ケニー君は最初に私を見たはずなのに なつかれている気がしない～考え過ぎかしら

 ケニー君、 おやつの時間だよ⁠⁠(⁠)

 ケニー君？ ケニ、、、ヽ⁠(⁠꒪⁠꒳⁠꒪⁠)⁠ノ ﾊﾞﾀﾝ            

  (⁠｡⁠◕⁠⁠◕⁠｡⁠)⁠ ←つけまつ毛に なついていたケニー君

 ケニー君が最初に見たモノは つけまつ毛だったので した

 （・・・・・。)